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動物園ではたらく イースト新書Q 仕事と生き方
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動物園ではたらく イースト新書Q 仕事と生き方

小宮輝之(著者)

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動物園ではたらく イースト新書Q 仕事と生き方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イースト・プレス
発売年月日 2017/11/10
JAN 9784781680354

動物園ではたらく

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2021/08/21

<目次> 第1章  飼育係の仕事(多摩動物公園飼育係時代) 第2章  飼育係長の仕事(上野動物園・井の頭自然文化園飼育係長時代) 第3章  飼育課長の仕事(多摩動物公園・上野動物園飼育課長時代) 第4章  園長の仕事(上野動物園園長時代) <内容> ビジネスにするか、自然科学に...

<目次> 第1章  飼育係の仕事(多摩動物公園飼育係時代) 第2章  飼育係長の仕事(上野動物園・井の頭自然文化園飼育係長時代) 第3章  飼育課長の仕事(多摩動物公園・上野動物園飼育課長時代) 第4章  園長の仕事(上野動物園園長時代) <内容> ビジネスにするか、自然科学にするか迷った。一応、著者の動物園の仕事を回想録のようにしたもの。なので、「動物園ではたらく」というタイトル通りのところもあるが、一方で従来の「珍しい生き物を陳列する」「可愛らしく見えるように餌付けする」「芸を仕込む」という動物園は過去のもので、「種の保存」であったり、「域外保全」であったり、動物園の仕事が増えたというか、変わったなかで、「パンダ」ばかりが相変わらず話題になるのはどうのか?のような提言もある。多くの飼育の失敗の話もある。今の動物園は、われわれ人間のほうが”展示”され、動物たちのほうが、人間を観覧しているのかもしれない。

Posted by ブクログ

2021/08/05

人間が自然だと思う飼育方法と、本当に自然に近い飼育方法は案外違うらしい。 野生では魚を食べる動物を飼育する時に魚ばかり与えると、実は野生では魚以外にも色々食べるので栄養が偏ってしまう。 だから野生で摂取する栄養素を人工的に配合した餌の方が動物の体には良かったりもするという。 飼育...

人間が自然だと思う飼育方法と、本当に自然に近い飼育方法は案外違うらしい。 野生では魚を食べる動物を飼育する時に魚ばかり与えると、実は野生では魚以外にも色々食べるので栄養が偏ってしまう。 だから野生で摂取する栄養素を人工的に配合した餌の方が動物の体には良かったりもするという。 飼育小屋や飼い方もそう。 一見不自然に思えるものでも、プロの長年の経験からよく考えられているものなのだ。

Posted by ブクログ

2021/03/17

素晴らしい本だった。上野動物園の元園長、飼育に40年携わった著者の自伝であり動物園の舞台裏が満載だった。中でもノウサギの飼育や安い動物の飼育で得られた経験や、トキから始まった人工飼料作り(ペレット)の誕生は何度も何度も読んでしまった。動物福祉を考えながら、見に来たお客さんを喜ばせ...

素晴らしい本だった。上野動物園の元園長、飼育に40年携わった著者の自伝であり動物園の舞台裏が満載だった。中でもノウサギの飼育や安い動物の飼育で得られた経験や、トキから始まった人工飼料作り(ペレット)の誕生は何度も何度も読んでしまった。動物福祉を考えながら、見に来たお客さんを喜ばせ、種も保全する役割を持つ動物園の飼育員。なんて途方もなく責任が重い仕事なのか。でも動物に接することが何よりの喜びなんだと本を読み進めていってずっと感じていた。動物に携わる仕事を目指す若い人たちにもおすすめの本である。

Posted by ブクログ

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