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定年バカ SB新書413
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
| 発売年月日 | 2017/11/01 |
| JAN | 9784797393392 |

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定年バカ
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商品レビュー
3.4
30件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
要は 自分の好きなことをすればいいという言葉に励まされる 老後はこうなりますよ という予想に対して 予想なのでその 言った時は騒ぎになるが 結局はその老後が来た時にはその話題は忘れ去られている可能性が高いから結局 予測は何を言っても咎められることがないという視点が面白かった またお金、人間関係、健康などメディアや世間が煽ってくるだけであってそれに乗るか乗らないかは自分次第である それに乗って 人生を豊かに過ごすのも その人自身の生き方である かと言って別に自分が乗る気がなければ乗らなくても それもその人の人生である 要は自分しない次第などだということがすごく腑に落ちた これは定年後でなくても働いてる人でも学生でも当てはまる、周りの騒ぎに踊らされない そして 踊らされて 面白い なら踊らされてもいいし 本心は踊りたくなければ踊らなくて良い また老後の計算の価値観が面白かった 例えば 定年退職して死ぬまでに何時間もある だからこそ人生はやり直すことができると 一括で時間やお金を換算するんだけれども 結局は自分の認識は今日1日 明日の1日 せいぜい 1年後ぐらいなので定年から老後 といった20年 30年の時間やお金を換算してそれにあたふたするよりも目の前のことを淡々と自分の好きなように生きるのが一番いいんだな っていうのがわかった いろんな 著者の本の内容をピックアップして否定した言葉もあるけれども その否定の仕方が面白かった 率直に バカなのかと突っ込んだ 口調がとても軽やかで世の中にはたくさんの本があるけれど 自分にとって 全て正しいと思うのではなく 本当にそうだろうか という クリティカルシンキング な考え方も持つことで自分が大事にしたいことも見えてくるのかなというふうに思う
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楽しく読めました。 いろんな”定年本”をことごとく揶揄する内容になっているけど、それぞれの著者に何か伝えてはいるのだろうか、というところに興味アリ。 人生終盤にあたって、何が正しい/正しくない、の基準や、残された時間の長短に関する感覚はもはや自分にしかないので、日々、向き合い...
楽しく読めました。 いろんな”定年本”をことごとく揶揄する内容になっているけど、それぞれの著者に何か伝えてはいるのだろうか、というところに興味アリ。 人生終盤にあたって、何が正しい/正しくない、の基準や、残された時間の長短に関する感覚はもはや自分にしかないので、日々、向き合いながら生きるしかないなあ、と思います。
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『生きていくのに大切な言葉吉本隆明74語』 『無敵の老後』 『おれは老人?』 『自分がおじいさんになるということ』 『バカ老人たちよ!』 『こういう男になりたい』 そして本書とこれで勢古浩爾は7冊目になる。 なんだかんだ言って面白いのだった。 多分相性も良いのだろう。 「『孤独』...
『生きていくのに大切な言葉吉本隆明74語』 『無敵の老後』 『おれは老人?』 『自分がおじいさんになるということ』 『バカ老人たちよ!』 『こういう男になりたい』 そして本書とこれで勢古浩爾は7冊目になる。 なんだかんだ言って面白いのだった。 多分相性も良いのだろう。 「『孤独』にならないために、と人に勧められるのも 気に入らない。なにかをするなら、自発的な意志で すべきだと考えている」(P106)※ 「わたしはとくに人間嫌いではないし、 人見知りでもないと思うが、 ひとりでいることがまったく苦にならない。 ときには、むしろ好ましいとさえ思っている。」(P105) 「自ら進んで新規な交流をつくることを望んでいない」 (P107) 「わたしは、『みんなワイワイ楽しくやろうではない会』 みたいな『会』というものが好きではない。 『親睦』も好きではない。」(P123) こういうところだろう。 「自慢じゃないが、わたしは『歩く週刊テレビジョン』 といわれたのだ。」(P119) 実際そう思っていたので笑った。 「もう、おまえはなんでもかんでも、これは無理、 これは現実的ではない、しなくていい、ばかりで おもしろくない、不愉快だ、と思われることを わたしは多少気にしている。」(P141) こういう可愛気のあるところも魅力だ。 「なんだか功利的な気分もして、気持ちもよくない」 (P120) 「おざなりの助言や、おざなりの希望がわたしは 好きではないのである。こんな程度で大丈夫だろ、 と読者を舐めている書き手も好きではない。 だから読者が望んでいるかもしれない希望も、 わたしは軽々に書くことができない。」(P142) ベースに吉本隆明の存在があるので 通俗的な話をしても基本ラジカルなのだ。 「定年は誰にとっても初めての経験」(P32) の章は名文ではないだろうか。 P33 幼稚園や小学校や会社と定年がちがうのは、 定年以外はみな団体のなかに入っていくことだが、 定年はその団体から抜け出ていくことである。 P33 なにをしようと、またなにをしなくても、 平穏に生きられるだけで夢のようなことではないか。 P33 「第二の人生」とか「充実したシニアライフ」などの マスコミ言葉に踊らされないことである。 「老後資金は大丈夫か」「長生きするには」などの 不安を煽るような言葉に過敏に反応しないことである。 どいつもこいつも、あなたのじんせいなんかに なんの興味もないのだから。※ もちろん、だれひとり言葉の責任など とるものはいない。 P58 二十年が一度にやってくるわけではない。 P59 錯覚しないでいただきたい。 二十年が1度にどっとやってくるわけではない。 来るのは一日一日である。※ 人になんといわれようと、その一日一日を好きに 暮らせるならそれで十分である。 P59 わたしは今年で定年後十年になる。 一日一日ほとんどなにもしなかったら、 十年たってしまった。… じつをいえばそのような日々は悪くはなかった のである。なんの後悔もない。※ P63 武士が長旅をしていたとき、お茶を点てる。 同僚がそんなのんきなことをしている場合か、 と苦情をいうと、件の武士は、 「これもそれがしの一日でござれば」※ といって、ゆっくり茶を飲みほした。 (三津田富佐子『「ひとり時間」を愉しむ本』) P74 「一人でいることができるのは大きな能力でもある」 (竹中星郎『高齢者の孤独と豊かさ』) P105 竹中星郎氏は「ひとりでいることができることは 才能である」といっていた。そうではない。 性格であり、経験である。むしろ、だれとでも 仲良くできる人こそが才能だと思う。 P177 どうやら団塊の世代は葬式不要といいたがる ようである。旧弊にとらわれないぞ、ということ なのだろうが、口ほどにもなくすぐ腰が砕ける。 P179 なにもしなくていいのに、なにか自分らしいことを しなければならない、と考えすぎている。 P182 「これ以上長く生きたところで、その繰り返ししか 残っていないことがよく判っている。」 「葬式も行かない。大人数の会合はすべてお断りだ。」 「もういつ死んでも悔いはない。」 (渡辺格『定年おめでとう』) P186 定年退職して、うわ、これからまだ二十年もいきるのか、 長いな、どうするかねその二十年、と考えるのは 錯覚である、と本文でも述べた。 二十年はいちどきには来ない。 来るのは一日一日だけだ、と。 それに二十年がほんとうにやってくるかどうかも わからない。 P186 わたしたちが子どもだったころ、これからまだ 六十年以上も生きるのか、長いな、などと考えた子は ひとりもいなかったはずである。
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