蛇王再臨 アルスラーン戦記 13 光文社文庫

田中芳樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2017/11/09
• JAN: 9784334775599

商品レビュー

2025/01/31

エステルの死に立ち会ったアルスラーン。従兄弟を名乗る魔物に騙し討ちされ、死んだザラーヴァント。
アルスラーンの周りから、徐々に人が死んでゆく…
ペシャワールを放棄して、軍隊を首都に集めたが、ナルサスの理想通りには動かない魔軍。
ザッハーグもついに復活！
さて、どうなる事やら…幸せな時は終わりを告げる。

2024/12/09

感想
ナルサスが遺言したり、メルレインも先行き不透明なこと言ったり、ナルサス、ダリューンあたりの先が心配。

あらすじ
チュルクのシング将軍は、エステルの仲間に討ち取られた。その罪で一族が殺されそうになったところに、チュルク王は、若者二人にパルス王を暗殺してくるように命じる。

若者はデヴァマント山に入り、一人は死に、もう一人のジャライルはイルテリシュと会い、事情を話す。イルテリシュはチュルクを乗っ取ると宣言する。

ミスルでは、南からナバタイが南の砦を襲ったとして、ナルサスが援軍に向かう。その隙をついて、黄金仮面ことシャガールが謀叛をするが、ナルサスによって鎮圧される。

パルスのソレイマニエという中間都市にたどり着いたエステル一行。エステルは前の都市で足を怪我していたがここに来て足が壊疽しているという。そんな中、妖魔軍が街を襲う。最初はエステル一行のドン・リカルドが一人で奮戦していたが、パルス軍が到着し、妖魔を圧倒する。

エステルの危篤を、アルスラーンに伝えたダリューンは王と一緒にエステルに会いに向かう。エステルはアルスラーンと会い、亡くなる。リカルドはパラフーダと名を変えてナルサスに遣える。

ナルサスは、シンドラ、チュルク、妖魔軍が三つ巴することを期待してペルシャワール城を放棄する。

ザラーヴァントは、王都の地下にある祭壇を探索するが、妖魔となったナーマンドと出会い、殺されてしまう。

デヴァマント山では、ザッハーグが遂に再臨した。

2024/07/21

アルスラーン戦記もいよいよ終盤！

本作にて遂にアルスラーンの16将が勢揃い！！
そしてナルサスの大計略！
題名のとおりの復活！

今までのアルスラーン戦記は読んでいて安心でスカッとした感が存分にありましたが本作からちょっと・・・

銀河英雄伝説を先に読んでいたのでそうなるかなぁとは思っておりましたが・・・

残り３巻、期待と不安で胸がいっぱいです！