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麦ばあの島(4)
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麦ばあの島(4)

古林海月(著者), 蘭由岐子

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麦ばあの島(4)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 すいれん舎
発売年月日 2017/11/01
JAN 9784863695122

麦ばあの島(4)

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商品レビュー

4.3

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2025/10/21

聡子が母親の自覚に覚醒める変化が、最初からサブテーマだったのに、新鮮で心動かされた。取り返しのつかない過ちに、人は向き合って背負って生きていけるという、ひとつの答えの形がこの物語にあった。 ハンセン病への差別や国策に声高な批判を向けるのではなく、虐げられ苦しんだ人々の中にもある、...

聡子が母親の自覚に覚醒める変化が、最初からサブテーマだったのに、新鮮で心動かされた。取り返しのつかない過ちに、人は向き合って背負って生きていけるという、ひとつの答えの形がこの物語にあった。 ハンセン病への差別や国策に声高な批判を向けるのではなく、虐げられ苦しんだ人々の中にもある、普遍的などうしょうもない人間の性や弱さに目を向けさせる。被害者自身がその苦しみと共に生きながら再生していく様が、私たちに自分事として自身の生き方を顧みさせる。歴史の中でハンセン病の運命を背負った者も、そうでない浅薄な現代っ子も、同じ人間なのだと、そっとつながりを促す。辛い過去など忘れて気楽に生きたい、自罰的な生き方は希望がない、という周囲に対して、主人公の麦ばあは、人は皆、間違えながらその過ちを忘れずに生きていく誠実さが必要なのだと、優しく励ます。それが心ならずも傷つけてしまった人々へのせめてもの償いであり、本来望まれた良い関係に思いを巡らすことが慰めなのだと。責任をめぐって対立するのでなく、嫌な過去を封印して忘れ去るのでもなく、社会の誰もが共に苦しみの歴史を忘れずに思いながら分かち合って生きていくことが、被害者の心に寄り添うことになる。失ったものについて、誰かを恨むのではない。自分の苦しみ悲しみを忘れないことは、ただ終わりない苦しみが続く絶望なのではなく、互いに同じ記憶を分かち持つ人と人とのつながりを通して、尊厳や関係の再生の希望をも孕んでいると示す。苦しみから目を背けず、それを誠実に背負い通したひとりの老女の生き方を通して、一番必要で難しい、私たち自身の生き方の変化の一つのあり方を示唆してくれる。

Posted by ブクログ

2022/07/07

ハンセン病問題が 描かれている漫画です。 著者は 沢山の聞き取りをして それらを まとめて 描いていました。 主人公の人生を中心に 色々な人々の  悲しみや苦しみなどが描かれていました。 感染力が弱い病気で 治るとわかった後でも 差別が続いていたこの病気。 何もわかならか...

ハンセン病問題が 描かれている漫画です。 著者は 沢山の聞き取りをして それらを まとめて 描いていました。 主人公の人生を中心に 色々な人々の  悲しみや苦しみなどが描かれていました。 感染力が弱い病気で 治るとわかった後でも 差別が続いていたこの病気。 何もわかならかった時代では もの凄い 差別があって 家族が 離散してしまったり 悲しい結果になってしまったり。 いじめなどのニュースが後を絶たない今 多くの人に読んでもらいたい本です。 漫画なので 子供から 大人まで読みやすいと思います。 しかも コミックのように小さくないので 読み易かったです。 でも、図書館で借りたので 価格を見なかったのですけど かなり お高い本なので 図書館とか学校とかに 置いて頂けると 良いなぁと 思いました。

Posted by ブクログ

2022/01/25

麦ばあのほほえみが、読み終えた後は胸に迫る。奔放で今時の若者、聡子の目線で過去と現在、未来を考えることができる良書。 すべての図書館、特に学校図書館には蔵書必須と考える。

Posted by ブクログ

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