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人間をお休みしてヤギになってみた結果 新潮文庫
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人間をお休みしてヤギになってみた結果 新潮文庫

トーマス・トウェイツ(著者), 村井理子(訳者)

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人間をお休みしてヤギになってみた結果 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/10/28
JAN 9784102200032

人間をお休みしてヤギになってみた結果

¥550

商品レビュー

4

53件のお客様レビュー

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2024/09/02

おもしろかったし、勉強になった。 家畜化のこと、ヤギの時間感覚のこと。 次に発生した台風の名前が“ヤギ”でご縁を感じる。 動物についての本はもう少し読みたいところ。 興味のあることに一直線で、ちょっとぶっ飛んじゃってる人大好き。そういうものに、私もなりたい。

Posted by ブクログ

2024/06/24

タイトルの通り「ヤギになってみた」という本。 人間的な悩みから解放されるためというスタートだったが、哲学的な示唆があるわけでもなく、何かの隠喩というわけでもなく、ただただ物理的にヤギを目指す。しかし、その凝りようや行動力は素晴らしく、ヤギの骨格を調べてそれにあった手足を製作した...

タイトルの通り「ヤギになってみた」という本。 人間的な悩みから解放されるためというスタートだったが、哲学的な示唆があるわけでもなく、何かの隠喩というわけでもなく、ただただ物理的にヤギを目指す。しかし、その凝りようや行動力は素晴らしく、ヤギの骨格を調べてそれにあった手足を製作したり、ヤギの解剖の場に立ち会ったり、草食を試みたり。脳の刺激により、言語を一時的に忘却しようと自ら実験したり。また、各専門家が彼の荒唐無稽な発想に付き合っているというのも凄い。馬鹿馬鹿しくて笑えるが、しかし、勢いのある本だ。 結果的に何が得られたのかも分からず、本の最後では、ひたすら四足歩行の辛さが写真と共に披露されるという不思議な世界観がシュールな笑いを誘う。一体この本はどのようなジャンルとして扱われ、整理されるべき本だろうか。しようもない事に無茶苦茶本気で取り組む事で見えてくる訳のわからぬ専門分野。識別不能な迫力がある。 「人間をお休みする」というコンセプトを笑いながら読むことができる一冊。悩んだり、考えすぎて日常がつらい人は、こんなバカな事に一生懸命になっているこの本を読んでスカッと忘れてしまうのも良いのかもしれない。ただ、残念ながら、ヤギになったところで何一つ答えを得られない事は事前に覚悟の上で。というか、答えなんか要らないのかもしれない。ヤギなのだから。

Posted by ブクログ

2024/04/17

今の関心事のためなら、永遠に人間でなくなるかもしれないリスクを平気で取りにかかろうとする、そのクレイジーさがたまらない。天性の行き当たりばったりさに感心し、なぜかそこに降る幸運で、不思議と願いがかなっていく。そんなのアリ? 一番しんどかったであろう、アルプス越えはしごくあっさりの...

今の関心事のためなら、永遠に人間でなくなるかもしれないリスクを平気で取りにかかろうとする、そのクレイジーさがたまらない。天性の行き当たりばったりさに感心し、なぜかそこに降る幸運で、不思議と願いがかなっていく。そんなのアリ? 一番しんどかったであろう、アルプス越えはしごくあっさりのページ配分で、彼の興味と情熱の偏り具合にしびれます。ヤギがどんくさい仲間として認めてくれたのもむべなるかな。次は何をやってくれるのだろう? 翻訳臭さが気になって星4。

Posted by ブクログ

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