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日本神話はいかに描かれてきたか 近代国家が求めたイメージ 新潮選書
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日本神話はいかに描かれてきたか 近代国家が求めたイメージ 新潮選書

及川智早(著者)

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日本神話はいかに描かれてきたか 近代国家が求めたイメージ 新潮選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/10/27
JAN 9784106038174

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日本神話はいかに描かれてきたか

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商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2025/08/06

近代において、「記紀神話」をテーマにしたさまざまな図像を紹介し、それらを通じて「記紀神話」がこの時代にどのようなイメージをともなって人びとに受容されていたのかということを考察しています。 本書では、「記紀神話」のエピソードを題材にした、絵画や彫刻、さらには絵入りカレンダーのルー...

近代において、「記紀神話」をテーマにしたさまざまな図像を紹介し、それらを通じて「記紀神話」がこの時代にどのようなイメージをともなって人びとに受容されていたのかということを考察しています。 本書では、「記紀神話」のエピソードを題材にした、絵画や彫刻、さらには絵入りカレンダーのルーツである「引札」、絵ハガキ、雑誌の挿絵などがとりあげられています。これらの絵は、江戸時代からひろく流通するようになり、近代以降になっていっそう多くの人びとの目に触れるようになります。著者は、それらの図像から読み取ることのできるイメージが、近代日本における「記紀神話」のイメージを反映していることを、さまざまな具体例を通じて明らかにしています。 サブタイトルは「近代国家が求めたイメージ」となっており、近代日本が国民国家としてみずからを形成するさいに、「記紀神話」にかんする図像を通じて人びとのイメージを統一していった経緯について論じられているのではないかというのが、本書をじっさいに読む前の予想でした。 たしかにそうした観点からの考察も多く、たとえば「記紀神話」に登場する「ワニ」は爬虫類のワニだったのか、それともサメだったのかというテーマをあつかった章では、日本の南洋への進出と軌を一にして、比較神話学に依拠しつつ「ワニ」は南洋に生息する爬虫類のワニだという言説が生まれたことが指摘されています。また神功皇后をあつかった章は、韓国併合という歴史上の事実との関連についての考察がなされています。 ただそれとともに、原文で表現されていない図像的イメージがかならずしも単一の国家像に収斂するものではなく、ある程度の「ブレ」をふくんだものであることが見られるようにも感じました。

Posted by ブクログ

2018/03/06

これは読みにくい、 いかに、なのに、いかにが見えてこない、仕方がないかもしれないが、もっと掘り下げて考えてくれないと 残念です

Posted by ブクログ

2018/02/01

本書は、日本神話の図像化の歴史から、天皇による支配の正統性を国民に刷り込こもうとした政府の目論見を探った本です。 確かに、記紀を読む機会はなかなかないし、読んでも理解するのは難しいところに図像化されたものが出回れば、イメージがしやすいし馴染みやすい。 元来記紀自体が、天皇支配を...

本書は、日本神話の図像化の歴史から、天皇による支配の正統性を国民に刷り込こもうとした政府の目論見を探った本です。 確かに、記紀を読む機会はなかなかないし、読んでも理解するのは難しいところに図像化されたものが出回れば、イメージがしやすいし馴染みやすい。 元来記紀自体が、天皇支配を正統化するために編纂されたものなのでそういう利用のされ方はむしろ王道ですけど、でも、原典から逸脱したイメージづくりはどうなんだろう・・・などど思いましたがそれを含めて歴史、なんですよね。そう思うと全てが興味深いです。 とはいえ、イザナキイザナミ、ヤマタノヲロチ、サルタヒコとアメノウズメなどなど、身近な神様の検証のなかで、私が一番興味深く読んだのは、因幡の白兎の「ワニ」はなにをさすのか、という問題。子供のころから挿絵がサメなのにワニ?と不思議で仕方なかったので(笑)読んですっきりしました。 検証過程をまとめておきます。面白いよ! 因幡の白兎に登場する「ワニ」には爬虫類の鰐(ワニ)と魚類の鮫(ワニザメ)説がある。 元々の説話が南方地方より伝播したもの、という考え方があり、その後、戦前戦中の植民地支配等の時代背景から南方も日本という考え方によって、その時代はワニ説が有力視された。 ただ、古事記が作成された時代に日本に鰐がいた可能性は低い。 よって、ワニはワニザメとして認識し、現在はサメ説が有力。 ただし、過去の歴史等から総合的に判断すると、ワニという概念は、鰐であり鮫であり、海蛇であり、龍であったといえよう。 つまり、それらすべてを含む水に棲む威力のある想像上の存在を指示する語としてあったとするべきである。 この曖昧さを有する語のさすものが、近代的合理主義に連なる言説によって、ただ一種に限定される論争につながったといえる。

Posted by ブクログ