初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門

西野武彦(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2017/09/01
• JAN: 9784532357405

商品レビュー

2019/11/14

失敗しない投資信託を始めるならおすすめ。

銀行の窓口や普通の投資本では言えないこと＆教えてくれないことが結構載っている。

まず、少額からリスクの低い投資信託を勧められてるけど、その中身や実態を知らないと手数料を取られて、大した利益ももらえない。

日本の投資信託を利用している大半が高齢者で、ほぼ全員が銀行の窓口で投資しているが、銀行員が儲かるように誘導されていることに気づいていない。

NISA、積立NISA、iDeCoの制度が始まって、金融庁も投資を勧めるためにCMやら政策を打ち出してるけど、海外に比べれば日本の投資環境は最下位。

銀行で見かける看板にはAIとかIoT関連のテーマ型ファンドが掲載されてるが、本来、長期投資であるはずの投資信託とは矛盾する最悪の商品。

社会的信用のあるメガバンクの金融商品を買うべきだと思いきや、実はネット銀行の方が投資をするには1番。

このようなことを知っていれば、無駄に経費を取られず、常に利益を出し続け、自分に合った投資を行える。

でも、トレーダーや株式投資家をのぞいて、日本人の大半は未だに金融機関で投資を行っている。

また、投資信託の間違った常識の他に、利益の受け取り方法、相場に対応した売買方法、にも言及されているので投資信託全般の知識を学べる。