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内田義彦セレクション(第2巻) ことばと音、そして身体
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内田義彦セレクション(第2巻) ことばと音、そして身体

内田義彦(著者)

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内田義彦セレクション(第2巻) ことばと音、そして身体

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店
発売年月日 2000/07/01
JAN 9784894341906

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2025/01/09

ことばや音、身体をテーマにした対談を収録しています。対談相手は、詩人の谷川俊太郎、哲学者の森有正、調律師の村上輝久、俳優・演出家の宇野重吉、医学史の研究者の川喜多愛郎、劇作家の木下順二です。 谷川および森との対談では、ことばがテーマになっています。内田は、社会科学的な認識が一般...

ことばや音、身体をテーマにした対談を収録しています。対談相手は、詩人の谷川俊太郎、哲学者の森有正、調律師の村上輝久、俳優・演出家の宇野重吉、医学史の研究者の川喜多愛郎、劇作家の木下順二です。 谷川および森との対談では、ことばがテーマになっています。内田は、社会科学的な認識が一般の人びとの生活の現場から乖離して、学問という閉じた世界のなかでのジャーゴンをもとに進行していくことを批判し、学問のことばがわれわれの暮らしている現実をあらたなまなざしのもとでとらえ返すことを可能にするような力をもっていなければならないと考えています。谷川との対談では、谷川が小学校一年生を対象にした教科書『にほんご』を刊行したことを受けて、子どもたちに理解できることばについて、具体的な議論がおこなわれています。また森との対談では、フランスの言語事情と日本の言語事情を比較することで、一方では具体的な経験の現場から乖離するとともに、どこまでも相手との関係のなかでしか議論が成立しない日本の学問のありかたが批判されています。 ただし著者は、抽象的な専門語を避けて、われわれにとって身近なことばを用いることを推奨しているわけではありません。われわれが自分たちの暮らす社会を理解するためには、抽象的な思考をおこなうことが不可欠であり、二つの領域を往還しつつ、認識を深めていくことが求められています。村上や宇野との対談で内田は、ピアノの調律や芝居の演出などの具体的な状況のなかで、音や身体の内在的な理解に到達した対談相手から、彼らの用いている方法を理解しようと努めています。

Posted by ブクログ