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底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路 朝日新書635
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2017/10/01 |
| JAN | 9784022737359 |
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底辺への競争
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底辺への競争
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商品レビュー
3.4
13件のお客様レビュー
2026.1.20 読了。 日本社会は確実に「階層分断社会」になっていく。 1980〜1989年生まれ遠アラサー世代と呼ぶ。 アラサー世代は、フリーターというのは、何も好き好んで好きなことを自由にやっている存在ではないということがわかった最初の世代なのだ。 1970〜1979...
2026.1.20 読了。 日本社会は確実に「階層分断社会」になっていく。 1980〜1989年生まれ遠アラサー世代と呼ぶ。 アラサー世代は、フリーターというのは、何も好き好んで好きなことを自由にやっている存在ではないということがわかった最初の世代なのだ。 1970〜1979年生まれであるアラフォー世代は、2040年には、61〜70歳になる。その時の高齢化率(65歳以上人口の割合)が30数パーセントと予測されている。
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本書『底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路』は、社会学者の山田昌弘氏が現代日本の格差社会と、人々が「底辺」への転落を恐れて繰り広げる競争の実態を鋭く描き出した作品です 。 本書が提示する「底辺への競争」とは、かつてのような上昇志向の競争ではなく、中流生活を維持し、下流へと落ち...
本書『底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路』は、社会学者の山田昌弘氏が現代日本の格差社会と、人々が「底辺」への転落を恐れて繰り広げる競争の実態を鋭く描き出した作品です 。 本書が提示する「底辺への競争」とは、かつてのような上昇志向の競争ではなく、中流生活を維持し、下流へと落ちないための、いわば後ろ向きの「逃げ切り競争」を指します 。グローバル化に伴う経済構造の変化、非正規雇用の増加、賃金の低迷などが格差を拡大・固定化させている現状を、著者は具体的なデータや事例を交えて分析しています 。 特に印象的なのは、著者がかつて提唱した「パラサイト・シングル」世代(1970年代生まれのアラフォー世代)の現在についての記述です 。彼らが若者だった頃は、親と同居することでリッチな生活を享受し、「親以上の生活を送れるはず」という「パラサイト・ドリーム」を抱いていました 。 しかし20年が経ち、非正規雇用や未婚、親の介護といった現実に直面し、多くが下流へと転落しつつあります 。親同居未婚のアラフォーは約300万人にのぼり、その3~4割が非正規雇用か失業状態にあるという現実は衝撃的です 。この世代は、まさに「底辺への競争」の最前線に立たされているのです 。 著者は、日本の社会保障制度や労働慣行が、男性正社員が家族を養う「標準家族」モデルを前提としているため、そこから外れると下流に転落しやすく、一度落ちると挽回が極めて困難な「一方通行」の社会であると指摘します 。 就職活動(就活)や婚活、保育活動(保活)が激化するのは、この標準的なライフコースから脱落しないための必死の抵抗の表れなのです 。 未婚化や少子化でさえも、中流生活からの転落リスクを回避するための行動であるという分析には、深く考えさせられました 。 結婚によって生活水準が下がることを恐れる女性、子どもの教育費負担によって自身の生活が苦しくなることを懸念する夫婦。 それは個人の選択というよりも、社会構造によって強いられている側面が大きいと感じます 。 本書は、格差の放置が少子化、消費低迷、社会の活力低下を招き、将来的に「親子共倒れ」や「孤独死」が増加する「格差社会の完成」に至る可能性に警鐘を鳴らしています 。 そして、個人や家族の努力だけでは限界があり、社会保障制度の改革や、家族以外との「新しい連帯」を支える仕組みづくり(三重のセーフティーネット)が必要不可欠だと提言します 。 現代日本社会に生きる多くの人々が抱える漠然とした不安や閉塞感の根源を、「底辺への競争」というキーワードで見事に解き明かした本書は、私たち自身の問題として、社会のあり方を深く問い直すきっかけを与えてくれる一冊でした 。 ☆備考 団塊の世代は1960〜1970年代の高度経済成長期や1990年代のバブル崩壊前で資産を蓄積できた。しかし、その後、バブルは弾け、就職氷河期になり、2008年にはリーマンショックなどもあり、平成の30年間は「失われた30年」とも呼ばれる。 また、非正規雇用の割合も増えていて、年越し派遣村のような問題も話題になった。 そのため、団塊の世代の子どもたち、団塊ジュニアは、経済的な困窮に晒されることも多いだろうが、パラサイトシングルのような状態で、実家に住み、親の蓄えた資産や年金などを食いつぶしていた、というのが著者の見解らしい。 そう考えると、団塊ジュニア世代の子どもたちは、親の資産などを頼れるとは限らない。また、親の収入も頼りないとも考えられる。 実際、今の大学生は、2人に1人が奨学金を借りたり、親からの仕送りもないため、アルバイトなどをして学費を稼いでいる人もいる。 現在の若者世代がどんな世代になるのか、さらに経済的に困窮していくのか、それとも、景気が良くなり希望が見え始めるようになるのか? しかし、2040年頃には団塊ジュニア世代も高齢者となり、医療費などの問題も予想されている。社会保障費が増大すれば、国民負担率はさらに高まると予想される。今でさえ、5割に達しようとしているのに、さらに増えるとしたら、可処分所得がますます減っていくことになる。 その上、昨今はコストプッシュ型の物価高騰などが起こり、電気代や食費などが増えたりしていた。 果たして、未来が明るいのかどうか、今のところ何とも言えない。今のところ、光はあまり見えない。今後も検討していきたい。
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結婚したくない→結婚デキナイへの変遷を描いているが、昨今は結婚したくないに回帰している印象を受ける。それが、コスパ重視なのか、「デキナイ」を「したくない」と思い込まされているのかはわからないが。
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