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変身のためのオピウム/球形時間 講談社文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/10/11 |
JAN | 9784062903615 |
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変身のためのオピウム/球形時間
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
22人の女性の短編連作のような話と、喫茶店で時間旅行をしている?イザベラ・バードに逢ったりする話。 何を伝えたい話なのか良く分からないが、形容詞とか面白い。
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球形時間、の感想 一体、いつの時代の話なのか?カタカナで表現される人物達は、何者なのか、コロコロと主観がかわる文章が続き、最初しばらくは、?の時間が続き、ココを抜けられないと面白さは分からないかもしれない。 抜けたとしても、相変わらず、何の話だかさっぱり分からないまま進み、何とな...
球形時間、の感想 一体、いつの時代の話なのか?カタカナで表現される人物達は、何者なのか、コロコロと主観がかわる文章が続き、最初しばらくは、?の時間が続き、ココを抜けられないと面白さは分からないかもしれない。 抜けたとしても、相変わらず、何の話だかさっぱり分からないまま進み、何となく形が見え始め、人と人との繋がりが見え始め、 読み終わったら、もう一度読まないと分からない。 確認したくなりました。 何とも言えない不思議な世界観で、後からじわじわきます。
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『変身のためのオピウム』は2001(平成13)年、『球形時間』は2002(平成14)年の作。 前者はそれぞれローマ神話の女神の名を持つ22の章から成り、その各章は数行のほんの短い断章の集まりになっている。このようなアフォリズムふうの前衛的なフォルムで、確かに「シュールな」描写も...
『変身のためのオピウム』は2001(平成13)年、『球形時間』は2002(平成14)年の作。 前者はそれぞれローマ神話の女神の名を持つ22の章から成り、その各章は数行のほんの短い断章の集まりになっている。このようなアフォリズムふうの前衛的なフォルムで、確かに「シュールな」描写もあるのだが、各断片はおおむね明確につながっており、不可解な印象はあまりない。 『球形時間』の方はもっと一般的・オーソドックスな、高校生らの日常生活を中心に描いた普通小説に見える。しかし、描出される思惟(割と「妙な」思惟傾向)などはどこか漠然と放り出されており、求心的な結合は満たされない。 言葉に対する感覚は鋭敏で、その意味で川上未映子さんの作品に通じるものもあるが、あのように非常な多弁傾向は無くて、かなり慎ましやかに感じられる。 そのような言語の飛翔を楽しむのに(特に『変身のためのオピウム』は)いい作品だが、やはり「大きなゲシュタルト」の登場が無いために、どこか散漫で、ひたすらユルい散策が続いているような印象で、私の好みとしては物足りなさを感じた。詩的なたたずまいのある、芸術度の高い作風とは思うものの。
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