教えて！みんなのメルカリ生活

メルカリ

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2017/10/07
• JAN: 9784800273888

商品レビュー

2020/12/29

『これからメルカリを始める方にはおすすめ！』

■読了時間　1時間2分
■この本をオススメする人
　・メルカリを利用したことが無い方
■感想
　メルカリでこんなものが買えますよ、あんなものが売れますよ、というメルカリ活用法の紹介本です。売る側よりも、どちらかというと買う側寄りに焦点が当たっており、若干宣伝チックに感じてしまいました。どんどんサービスが進化しているメルカリにおいて、すでに終了したメルカリチャンネルなどの紹介も載っており、情報が古くなりつつあります。

　メルカリユーザーの方なら、だいたいどんなものが売買できるか想像がつくので、得るものは少ないと思います。メルカリを利用したことが無い方が読めば魅力的に感じると思うので、きっとモチベーションが上がるでしょう。

2019/08/05

B to B 、B to Cから C to Cへ。このＣ to Ｃの流れを促進させたのが、この20年間のモバイル技術の進歩によるスマートフォンの登頂と浸透、そしてメルカリなどの消費者同士が直接売り買いするソフトシステムの登場である。物を所有することから、全員で物を共有することへの流れ。このような社会ができるとは20年前や30年前にはまったく思いつかなかった。
ベビー用品など短期間の使用のものは、メルカリで２万円で購入して、不要になれば２万円で売却する。ほとんどただで使えていたようなものという話があった。しかし、一番設けているのはメルカリだと思う。この部分は本では触れられていないけど。利用者が売っても買っても商品の移動があるかぎり、売り手からはメルカリは手数料が入る。この本ではＣtoＣの流れを生み出したメルカリの先進性ばかりが絶賛されているけど、メルカリは社会的な責任をどのような点で果たしているのか、どういう理念で動いているのか、これから動いていこうとしているのか、いまいちどメルカリの功罪は点検したほうがよいと思う。