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キャプテンサンダーボルト(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/11/09 |
JAN | 9784167909543 |
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商品レビュー
4
71件のお客様レビュー
子供の頃に野球を通して学んだことは全て役に立たというセリフが良かった。 最近のコスパやタイバを重視して、 何でも安易な成果を求める風潮より、意味も分からずに一生懸命何かに打ち込んだ時代の方が好きだな。
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スリル感、スピード感抜群の映像的なストーリー 小学生以来の悪ガキコンビ 高校時代の過去の出来事をキッカケに、決定的に関係が疎遠になっていた ひょんな事から再び出会った二人が、世界を巻き込むような壮大な事件に巻き込まれる お互いに色々な事情で抱えた借金 公開中止になった特撮映画...
スリル感、スピード感抜群の映像的なストーリー 小学生以来の悪ガキコンビ 高校時代の過去の出来事をキッカケに、決定的に関係が疎遠になっていた ひょんな事から再び出会った二人が、世界を巻き込むような壮大な事件に巻き込まれる お互いに色々な事情で抱えた借金 公開中止になった特撮映画 ゴシキヌマの水を求める謎の組織と銀髪の男 村上病の謎 戦時中のB29の不可解な墜落 テロ組織 相葉時之と井ノ原悠という名前は、解説でも語られているけど、明らかにアイドルグループを意識してるよな 二人の性格も真面目と不真面目、熱血とクール、猪突猛進と冷静沈着と対象的だけど 特撮ヒーローものの「鳴神戦隊サンダーボルト」に思い入れがあるという共通点 ターミネーターの如く執拗に、そしてタフに追いかけてくる銀髪の男 謎の美女 桃沢瞳 色仕掛けを武器に男から情報を引き出しつつ、彼女も何らかの事情を抱えていそうな雰囲気 それにしても、冒頭の一文「ガイノイド脂肪に注目しろ!」のインパクトよ この文章はどっちの思惑なんですかね? 伊坂さんっぽくはあるけど…… 戦後に発生した架空の病気「村上病」の謎 新型コロナウイルスのパンデミック前にこの物語が書かれていたんだなぁ 架空の物語ではあるけど、所々に人々の反応の答え合わせがされた気がする 国が推奨するワクチン接種 それに反発する人 ワクチンのリスクとベネフィットの比較 所々の設定に物語上の都合のよいファンタジー要素があるけど、実際にバイオテロを起いたら大変な事になるというのが実感できる ラストの展開ですけど、あそこの気密性ってどうなんですかね? 確か人が閉じ込められたときのために通気孔があるようなものですけど ま、その辺のツッコミは野暮ですね 色々と手こずらせたり、いい場面で活躍したりした犬のポンセ(仮称) 助っ人外国人で巨人の選手ではなかったというヒント 名前が何かの伏線や前フリかと思ったけど違ったな 下巻のボーナストラックでも登場してるし、やはりマスコット的な立ち位置なんだろうなぁ 物語としてはバディものにあたるけど、その執筆背景が何よりのバディものになっているというね 阿部和重と伊坂幸太郎が打ち合わせして、お互いに担当する章を決め さらに出来上がった文章にまたお互いにガンガン手を入れてくという制作方法らしい お互いに手の入っていない部分はないとの事 阿部和重さんの著作は一作も読んでないし、伊坂幸太郎は何作か読んだ程度だけど、設定や言い回しの所々から伊坂幸太郎っぽさは感じる 世の中に、こんな制作スタイルで出版された作品って他にあるのかな? こんな特徴というだけでもこの作品に価値があると思える
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面白いは面白いけど、もしかしてお互いの良さがちょっとずつ消えている感じでは…?阿部和重の単著を読んだことないのではっきりしたことは言えないけど、伊坂幸太郎の良いところは薄まってしまってるような。テイストはふんだんに感じるけど。 あとあまりにもご都合展開大団円という印象が拭えず、(...
面白いは面白いけど、もしかしてお互いの良さがちょっとずつ消えている感じでは…?阿部和重の単著を読んだことないのではっきりしたことは言えないけど、伊坂幸太郎の良いところは薄まってしまってるような。テイストはふんだんに感じるけど。 あとあまりにもご都合展開大団円という印象が拭えず、(私が読んだ他の伊坂作品もそういうものはあったのかもしれないけど、あまり気になったことはなかった)そのあたりの大衆小説とそんなに変わらないような。たしかに、「ヒーロー物」をモチーフにしているからこそご都合主義であってもみんな幸せになりましたという結末なのは分かるけど。もう一捻り欲しかった。(欲張り)
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