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クラシック音楽の歴史 角川ソフィア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/09/01 |
JAN | 9784044002619 |
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商品レビュー
3.2
9件のお客様レビュー
自分のようなライトなクラシックファンには十分な内容だったが、知りたかったのはこういう断片的な知識ではなく、クラシック音楽の体系、系譜である。 これが悪いとは言わないが、期待していたものではなかった。
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西洋音楽の歴史を、99のトピックにまとめて解説したもの。「楽譜」、「未完成の曲」、「音楽の印象派」、「レコード」といった事物や用語に関するものと、作曲者に関するものとがある。著者は別に音楽の専門家という訳ではなく、雑誌のライターらしい。 分かりやすいとは思うけど、正直すごい印...
西洋音楽の歴史を、99のトピックにまとめて解説したもの。「楽譜」、「未完成の曲」、「音楽の印象派」、「レコード」といった事物や用語に関するものと、作曲者に関するものとがある。著者は別に音楽の専門家という訳ではなく、雑誌のライターらしい。 分かりやすいとは思うけど、正直すごい印象に残った話というものもなく、サラッと知識を確認していくという感じで、ちょっと退屈な感じがした。ただ「標題音楽と絶対音楽」(pp.114-6)の話、曲のタイトルの話は随所でされているので、それは印象に残った。「歌やオペラ以外の音楽は、もともと『何かを描いた音楽』ではな」(p.114)く、「作曲家あたちは、『ただ書いた』だけ」(同)で、《英雄》とか《悲愴》は、後から興行師や楽譜出版社が売るために勝手にニックネームをつけたもの、という話は、色んなところでされている。最近、「エンター・ザ・ミュージック」というBSの番組で、指揮者の藤岡さんがマーラーの《巨人》のところでそういう話をしていた。そんな中で、《田園》はベートーヴェン自身が付けたタイトルらしい。でも、「この曲は外面的には標題音楽みたいだが、実際の田園の情景を描写したものではなく、田園にいるときの感情を示したものなので、絶対音楽だとする意見もある。」(p.116)らしい。正直素人には、分かりやすいやつの方がいいなあ、田園は田園を描いて欲しいし、英雄は英雄を描いて欲しいよなあ、その方が色々解釈できて楽しそうなのになあ、と思った。(22/10/11)
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ちょっと断片的な感じがして全体の流れがわかりにくかったかな。 カラヤンなど戦後の話まであるのは良かったと思う。
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