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グレイス・ペイリー(著者), 村上春樹(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/08/31
JAN 9784163907031

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商品レビュー

2.8

7件のお客様レビュー

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2021/06/13

『なんとなく手に取ると後悔する米国人向け文学』 村上春樹訳なのに、わかりにくいのか? 村上春樹訳だから、わかりにくいのか? いずれにしても、時代背景や文化・生活習慣などの予備知識がないと読みづらく、理解しにくい短編集でした。でも、これが楽しめれば、たいていの米国作品は楽しめる...

『なんとなく手に取ると後悔する米国人向け文学』 村上春樹訳なのに、わかりにくいのか? 村上春樹訳だから、わかりにくいのか? いずれにしても、時代背景や文化・生活習慣などの予備知識がないと読みづらく、理解しにくい短編集でした。でも、これが楽しめれば、たいていの米国作品は楽しめるのかも。。。

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2018/11/15

「旅行しているとき」 アメリカ南部のバスの中の出来事。 白人と黒人の席がはっきりと分かれていた時代、母がとった行動。 その15年後、作者自身がバスの中で黒人女性の赤ん坊を膝の上に預かった時の思い出。 『「私が今こうしてその思い出を書いているのは、それから五十年以上後のことだ。私...

「旅行しているとき」 アメリカ南部のバスの中の出来事。 白人と黒人の席がはっきりと分かれていた時代、母がとった行動。 その15年後、作者自身がバスの中で黒人女性の赤ん坊を膝の上に預かった時の思い出。 『「私が今こうしてその思い出を書いているのは、それから五十年以上後のことだ。私はその母親と子供のことを思い出している。彼女はなんと若かったことだろう。赤ん坊の頭に置かれた彼女の手はとても小さかった。でも彼女はその手をいっぱいに開いて、白人の男から、その赤ん坊を少しでも護ろうとしていた。」 』 『「それから二週間ばかり、私たちはずっと母親の話をしていた。彼女がいかに原則を貫き、意志堅固で、そしてそれと同時にシャイな人であったか。、、、 、、、同じようなバス旅行で、まだ私がずいぶん若いときに、どういう風にそれが起こったか。そこで私は初めて、私の孫と巡り会ったのよ。初めて彼をしっかり抱いた。でも五十年前には、私はその子をたった二十分くらいしか守ることができなかった。」』

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2018/04/09

ニューヨークに生まれ、大家族で育ったユダヤ系ロシア人作家。急進的政治活動家でありフェミニスト、大学で教鞭を執る、寡作な作家の三番目の短編集。ヴォイスを持つ。ひとつの小さな、人を暖かく受け入れることのできる優しい宇宙。 インタビューが面白かった。周りの人たち、家族でも街でもおしゃ...

ニューヨークに生まれ、大家族で育ったユダヤ系ロシア人作家。急進的政治活動家でありフェミニスト、大学で教鞭を執る、寡作な作家の三番目の短編集。ヴォイスを持つ。ひとつの小さな、人を暖かく受け入れることのできる優しい宇宙。 インタビューが面白かった。周りの人たち、家族でも街でもおしゃべりをして、それを聞いて育ち、ストーリーヒアラーでありストーリーテラーになったこと。

Posted by ブクログ

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