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なくなりそうな世界のことば
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2017/08/01 |
JAN | 9784422701080 |
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なくなりそうな世界のことば
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商品レビュー
3.7
48件のお客様レビュー
世界には7000もの言語があるらしい。軽く目眩がしそうな、それでいてそれだけの言語があるということに胸がときめく気持ちにもなる。 ユニークでかわいいイラストと共に、見開き2ページで一つの言語から一単語が紹介される。紹介されることばたちは生き生きとしていて、その言語を話す人たちの暮...
世界には7000もの言語があるらしい。軽く目眩がしそうな、それでいてそれだけの言語があるということに胸がときめく気持ちにもなる。 ユニークでかわいいイラストと共に、見開き2ページで一つの言語から一単語が紹介される。紹介されることばたちは生き生きとしていて、その言語を話す人たちの暮らしに思いを馳せられる。 日本で最近認知度を取り戻したアイヌ語は、流暢に話す話者はもう北海道に3〜5人しか残されていないそう。本書の発行から6年経つ今、さらに減ってしまっているのではなかろうか、と寂しくなる。 話者の多い大きいことばにばかり目移りしてしまうが、話者の少ない小さなことばにも思いを寄せる、喋れる人が少ないからとないがしろにしてはいけないとも思わされた。小さなことばがなくなるということは、世界が均一化されてしまうようで、寂しい。 ぜひコーヒー片手に味わって欲しい一冊。
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サピア=ウオーフ仮説を裏付けるような内容かな。言語がその社会や人々の生活をして規定している、逆も然りと感じた。 何の気なしに読み始めたけど、進んでいくほど話す人が少なくなっていく。アイヌ語も出てくる。かつての植民地主義、現代のグローバリズムが生み出した現実をどうとらえるのかよいきっかけになります。 ほんわかした本だけれども、グローバリズムの暴力性を訴えているともいえる。 印象的だったのは以下の言葉です。 ・ウェールズ語のヒライス=もう帰れない場所に帰りたいと思う気持ち ・マテンゴ語のカランガ=遠くから呪いをかける ・ブルシャスキー語のマラマラアク=ごろごろ、うだうだ、がつがつ ・ウルチャ語のビジン=そのままにしておけ、放っておけ ヒライスな状態になり、その障壁となっている人にカランガしようとしている男がいる。その男に相談されたという友人がいるが、マラマラアクしている時で考える余裕もないので、ビジンとアドバイスしておいた。 あまりいい文章ではないなあ。苦笑
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世界のWEBは基本的に「英語」が支流、そうなると今後は「英語」が世界の主流になることは間違いなく、日本語も国内だけ利用されるだけで、さらに未来の子孫は「日本語」を使っていない現象になるかも知れない。すでにこの書にある「無くなりそうな言語」はその現象を見出している。本書には50言語...
世界のWEBは基本的に「英語」が支流、そうなると今後は「英語」が世界の主流になることは間違いなく、日本語も国内だけ利用されるだけで、さらに未来の子孫は「日本語」を使っていない現象になるかも知れない。すでにこの書にある「無くなりそうな言語」はその現象を見出している。本書には50言語紹介されているがすでに日本の「アイヌ語」なども数十人しか利用していないというのが現状だという。 言語大国(利用者数)とは 中国語:9億人以上(世界1位) 英語:3億7千万人以上(世界2位9 日本語:1億以上 (世界9位)
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