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失踪人特捜部 忘れられた少女たち 角川文庫
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失踪人特捜部 忘れられた少女たち 角川文庫

サラ・ブレーデル(著者), 河井直子(訳者)

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失踪人特捜部 忘れられた少女たち 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/08/25
JAN 9784041054772

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2023/03/12

デンマークの作家「サラ・ブレーデル」の長篇ミステリー作品『失踪人特捜部 忘れられた少女たち(原題:The Forgotten Girls)』を読みました。 「サラ・ブレーデル」の作品は約3年前に読んだ『見えない傷痕』以来ですね。 -----story------------...

デンマークの作家「サラ・ブレーデル」の長篇ミステリー作品『失踪人特捜部 忘れられた少女たち(原題:The Forgotten Girls)』を読みました。 「サラ・ブレーデル」の作品は約3年前に読んだ『見えない傷痕』以来ですね。 -----story------------- 新設の失踪人特捜部に配属されたベテラン女性刑事「ルイース・リック」。 問題刑事「アイク」と組まされ、アウンスー湖ほとりの森の中で転落死した女性の身元を調べはじめる。 だが、その女性は30年前に知的障害者施設“エリーセロン療護園”で死亡した少女が成長した姿だった。 やがて第二の事件が起こる。 事件を追う「ルイース」は、封印したはずの自分自身の過去と向き合わなければならなくなるが、北欧ミステリの女王、最高傑作。 ----------------------- コペンハーゲン警察の女性刑事「ルイース・リック」シリーズの第7作目… 以前読んだ『見えない傷痕』が第2作目なので、ちょっと飛んでしまっていますが、そもそも、この2作品しか翻訳されておらず、出版社も異なっているんですよね、、、 本来、シリーズ物は、順番に読めると愉しめるんですけど、出版社側の都合もあるだろうから仕方ないですね。 新設されたお荷物部署・失踪人特捜部に配属されたベテラン女性刑事「ルイース・リック」は、相棒の「アイク・ノルドストロム」と二人で、「ルイース」が少女時代を過ごした近いアウンスー湖ほとりの森の中で転落死した女性の身元を調査する… その女性は30年前に知的障害者施設“エリーセロン療護園”で17歳で死亡したはずの「リーセ・アナスン」であることが判明する、、、 「リーセ」は双子の妹の「メテ」と、ほぼ同時期に病死していた… そして、同じ森の中で第二の殺人事件が発生する。 いずれも、殺害される前に性交渉の痕跡が残されていた… そして、捜査を進めるうちに、同じ森の中で過去にも失踪事件やレイプ事件が発生し、犯人が捕らえられていないことが判明、、、 同一犯の犯行なのか!? 「ルイース」は、過去の忌まわしい出来事の思い出に悩まされながら、連続レイプ事件の真相に迫っていく。 知的障害者施設での非人道的な扱い等、社会問題を扱っており、考えさせられる部分もあるのですが… 事件とは関係のない性描写が多かったり、あまりに異常な人物(知的障害を負った異常性欲者)が登場してリアリティに欠ける部分があったので、面白くないこともないのですが、それほどのめり込めなかったですね、、、 シリーズを通して読んでいれば、もっと主人公の「ルイース」に感情移入できて愉しめたかも… ちょっと残念でしたね。 以下、主な登場人物です。 「ルイース・リック」  失踪人特捜部に配属された女性刑事(前職は殺人捜査課) 「アイク・ノルドストロム」  特捜部の刑事。ルイースの相棒 「カミラ・リン」  元新聞記者。ルイースの親友   「リーセ・アナスン」  森の中で転落死した女性 「メテ・アナスン」  リーセの妹 「ボーディル」  アウンスー湖ほとりの住人 「ヨーアン」  ボーディルの夫 「ビッグ・トムセン」  アウンスー湖ほとりの住人 「クラウス」  ルイースの元恋人。20年前に死亡

Posted by ブクログ

2018/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじ  新設の失踪人特捜部。40才で養子の息子がいるルイース。相棒は酒浸りのアイクだ。  湖のある森で女性の転落死体が発見される。30年以上前に死亡とされた知的障害のある女性だった。彼女と双子の姉妹はほぼ同時に死亡が宣告されている。さらに森では女性の暴行殺害事件や失踪事件が相次ぐ。凶暴性から過去の事件との関連も見つかる。ルイースはこの土地出身で、過去に恋人が自殺したつらい記憶と向き合いながら捜査を進める。森には、事故で頭に障害を持った夫と暮らす女性がいる。彼女がかつての施設園長であり、夫は実は弟であった。  また面白い北欧ミステリーがあった。シングルマザーのルイーズ。親友でがつがつしたジャーナリストで、貴族と再婚したカミラ。酒浸りだけど人のいいアイク。ストーリー自体は女性暴行連続事件に加え、30年間の監禁事件と恐ろしいが、文章自体は陰湿じゃないし、読める。ルイーズとカミラが仕事に打ち込みながら、過去や家族と正直に向き合ってる様子がいかにも北欧っぽくて安心して読めた。

Posted by ブクログ

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