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文明の衝突(下) 集英社文庫
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文明の衝突(下) 集英社文庫

サミュエル・ハンチントン(著者), 鈴木主税(訳者)

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文明の衝突(下) 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/08/21
JAN 9784087607383

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2026/07/13

国際政治や外交の基本姿勢、世界を理解するのに必須な本。この手のことを学ぼうとすると必読の一冊に必ず挙げられるものだが、恥ずかしながら今まで読んだことがなかった。約30年前に書かれたものだが、主張されている原理原則は今も全く色褪せないし、むしろ現下の紛争や勢力図を理解することに十分...

国際政治や外交の基本姿勢、世界を理解するのに必須な本。この手のことを学ぼうとすると必読の一冊に必ず挙げられるものだが、恥ずかしながら今まで読んだことがなかった。約30年前に書かれたものだが、主張されている原理原則は今も全く色褪せないし、むしろ現下の紛争や勢力図を理解することに十分役立つ。世界で起こっている対立や合従連衡は、国単位ではなく文明単位で起こっている。同じ文明に属する場合は助け、文明が異なれば無視、あるいは忌避、拒否する。だから、西洋キリスト教文明から見て、スラブ東方教会文明であるロシアの蛮行は許せないが、イスラエルには融和的というダブルスタンダードになる。ロシアからすると、同じ文明に属する(と彼らは思っているし、実際に東部にはすいう人が多い)ウクライナが、別の文明の仕組み(EUやNATO)に近づくことは、起こってはいけないこと。この仕組みで考えると、EU諸国がトルコを警戒する理由は理解できるが、米国がトルコに近づくのは想定外なのだろう。また、日本は中華文明に近く、ハンチントンはいずれ日本と中国が近づくだろうと予想しているが、30年たってもその兆しは見られない。日本文明は独立したものとされており、対米追随は理解し難いとされているが、米国がおかしくなっている今、もう少し長いスパンで見るとゆっくりと変化が起こるのかもしれない。しかし、米国から離れる理由が暴力だとすると、同じ理由で中華文明にも与しないかも。あと、ハンチントンは8〜9のグループに分けて考えているが、ネット社会が進んだ今、もっと細かく見ていく必要もあるのでは。

Posted by ブクログ

2025/09/16

1998年に現在の「文明の衝突」の到来を予見した書籍。一方で、その文明の理解や予測の具合には極めて強い「西欧的支援」と感じる。 上巻では7つ乃至は8つの文明のアイデンティティの衝突を西欧社会対非西欧社会という構図で捉え、下巻になると西欧的視点から捉える「非西欧社会」が中心となる。...

1998年に現在の「文明の衝突」の到来を予見した書籍。一方で、その文明の理解や予測の具合には極めて強い「西欧的支援」と感じる。 上巻では7つ乃至は8つの文明のアイデンティティの衝突を西欧社会対非西欧社会という構図で捉え、下巻になると西欧的視点から捉える「非西欧社会」が中心となる。中盤の多くを旧ソ連時代の東欧圏・中央アジア圏・中東圏におけるイスラム文明に割いているが、これらの思想が2000年代の米国の対外政策の根底に流れている、つまり一部の偏ったシンクタンクの戦略に基づいていたと感じてしまう。 衝突のフォルト・ラインを中核国のバンドワゴニングと文明間のバランシングで分析しているものの、日本が中国にすり寄って西欧対非西欧陣営の衝突、はさすがにそれは無いのでは…と言わざるを得ない。「文明の衝突」というコンセプトは分かり易い一方、もう少し「非西欧文明」に対する深い洞察が欲しいところ。 いずれにせよ文明のアイデンティティという著者の主張は正しいところで、現時点に限ればそれは国単位の文明どうしではなく国内の文明どうし、特に西欧社会においてそれが起こっていると言えよう。

Posted by ブクログ

2025/06/01

★ 1990年代以降、西欧以外の文明が強まるにつれ、西欧の魅力が薄れ、非西欧の人々は自分たちの固有の文化に対する自信を取り戻している。

Posted by ブクログ

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