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さらさら流る
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さらさら流る

柚木麻子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2017/08/19
JAN 9784575240528

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商品レビュー

3.5

151件のお客様レビュー

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2026/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青春小説かと思いきやがくんと突き落とされるような冒頭からの構成は少ない登場人物を豊かに描き出してくれた。身体感覚を思い起こさせる表現や知的な文体が柚木さんの個性なのかなと思った。女性の生きづらさやもちろん、男性や家庭環境から想像される状況を若干一面的に書かれているので心配にもなるけど、2017年で女性視点の世界をこれを書いてくれていたのはすごいんではないか? と同時に甘酸っぱいを超えた黒歴史さえも肯定してくれるやさしさに救われたりもした。

Posted by ブクログ

2026/04/04

正直に言えば、強く印象に残る作品ではない。リベンジポルノという題材から、社会派の鋭い告発を期待すると肩透かしを食う。そこにあるのは悪意ではなく、不注意による流出であり、当事者である光晴もまた全面的に非を認めているからだ。 では本作は何を描いているのか。手がかりは題名にある。 ...

正直に言えば、強く印象に残る作品ではない。リベンジポルノという題材から、社会派の鋭い告発を期待すると肩透かしを食う。そこにあるのは悪意ではなく、不注意による流出であり、当事者である光晴もまた全面的に非を認めているからだ。 では本作は何を描いているのか。手がかりは題名にある。 「さらさら流る」――唱歌「春の小川」を思い起こさせる言葉だ。本来の歌詞は口語に改められているが、いずれにせよ、春の息吹と穏やかな流れを讃える歌である。 しかし、現実の「小川」はすでに姿を消している。かつて田園を潤していた河骨川は暗渠となり、水の流れは地上からは見えない。 本作が描くのは、その見えない流れだ。人の心の奥に沈み、外からは捉えにくい感情や記憶。表層では何事もなく過ぎていく日常の下で、確かに流れ続けているもの。 事件そのものは大きくはない。だが、それによって露わになるのは、誰の内にもある曖昧で処理しきれない感情である。 派手さはない。だが、見えないものを見ようとする視線だけは、一貫している。

Posted by ブクログ

2026/03/28

ネット社会 画像が思わぬ形で流出してしまう世の中 思い出が第三者の興味の対象になってしまうなんて 怖さを感じた 母、亜希子の言葉が心に沁みた

Posted by ブクログ

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