- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1224-12-01
ナショナリズムの正体 文春文庫
定価 ¥847
330円 定価より517円(61%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2017/09/05 |
| JAN | 9784167909314 |
- 書籍
- 文庫
ナショナリズムの正体
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ナショナリズムの正体
¥330
在庫なし
商品レビュー
4.7
5件のお客様レビュー
著者二人の現状認識は真っ当だったが、ニッポンジンをまだ信じている時点で生ぬるかった。デタラメ動画に洗脳されるしか能が無いのがニッポンジンである。 本書内でも安倍晋三は批判されているが、単行本が2014年、文春文庫版が2017年であるから、これでも頑張ったのだろうとは思う。しかし...
著者二人の現状認識は真っ当だったが、ニッポンジンをまだ信じている時点で生ぬるかった。デタラメ動画に洗脳されるしか能が無いのがニッポンジンである。 本書内でも安倍晋三は批判されているが、単行本が2014年、文春文庫版が2017年であるから、これでも頑張ったのだろうとは思う。しかしまだ生ぬるかった。 2025年現在、旧安倍派が先頭に立って注意引きで騒いでいるが、ニッポンがマトモになろうとするならば、安倍晋三の為したことを一つ一つ徹底して否定していくことからだろう。 しかしそんなことはなされないだろう。 つまり、この島がマトモになる可能性は、未だ無い。
Posted by 
p.3 わたしが「愛国心」と呼ぶのは、特定の場所と特定の生活様式にたいする献身的愛情であって、その場所や生活様式こそ世界一だと信じてはいるが、それを他人にまでおしつけようとは考えないものである。愛国心は、軍事的にも文化的にも、本来防御的なものだ。ところがナショナリズムのほうは権力...
p.3 わたしが「愛国心」と呼ぶのは、特定の場所と特定の生活様式にたいする献身的愛情であって、その場所や生活様式こそ世界一だと信じてはいるが、それを他人にまでおしつけようとは考えないものである。愛国心は、軍事的にも文化的にも、本来防御的なものだ。ところがナショナリズムのほうは権力志向とかたく結びついている。 p.4 保守とは、歴史の風雪に耐えてきた伝統や文化や道義を大切にすることであり、急激な変化を嫌い、漸進的な改良を志向するものである それに対し悪いナショナリズムとは、自分を国家目標や国家の政策と一体化して、それを善悪を超越したものと考え、そのイデオロギーを急進することが最善であり、そのために命を捨てることが美学であり、それ以外のものを認めようとはしない偏狭な言動なのである。 そして政治権力者は政策目標推進のために、このナショナリズムを利用することを常とする。 ナショナリズムは愛国心とは違って、自分の民族を最高位と考えて他国に押し付けようとするイデオロギーと言っていい。それはまた、他民族への友情や共感をあれよという間に憎悪や敵意へと変えてしまう激しい感情でもある。 p.6 何をなすべきかを語る言葉は、語気も激しく、しばしば戦端をひらいてきた言葉であり、何をなすべきでないかを語る言葉は、静かではあるが、戦争を終わらせるために残されてきた言葉であることは、歴史が証明してきているのである。 p.48 勝海舟が言っています。「行蔵は我に存す 毀誉は他人の主張 我に与らず我に関せずと存候」 p.50 日本人の精神を一尺掘ると、攘夷が出てくるんです。外圧があったときには、必ず、攘夷が見えだすんですよ。 p.249 勝海舟のいい言葉が浮かんできました。「忠義の士というものがあって、国をつぶすのだよ。」と。 p.253 僕はかつての学徒兵を取材していて、「世界の近代史を見れば、この戦争はいつか起こるという意味で不可避だった。それならば、我々の世代が戦争に行こう。いつ戦争をしても、必ず誰かが死ぬ。子孫のためを思えば仕方がない、我々が運命を受け入れて、死の危険を引き受けよう」こんな思いだったと、学徒兵だった人から聞いたことがある。 p.260 「君には息子がいるのか。もし、もう一度戦争になって、息子を死なせたくなかったら、陸大(陸軍大学校)に入れることだよ。私の同期は50数人いたが戦争で死んだのは四人だけだ。死んだのは玉砕地の司令官だったからこれは不運だよ。他の者は誰も死んでいない。君の息子も、ぜひ、軍事機構の最高教育機関に入れるんだね。」 p.266 中野好夫さんから教えられた長谷川如是閑の昭和4年に書いたというエッセイをご紹介することにします。題して「戦争絶滅受合法案」というものです。 デンマークのホルム大将なる人の起草した法案だと如是閑は言うんですが、ずいぶん丁寧に調べてみてもそんな大将なんで実在しない。いかにも如是閑らしい戯文だと思う。(『長谷川如是閑集 第二巻』岩波書店、1989年11月、p.139 - 140)
Posted by 
半藤氏は昭和史を含む近現代史、保阪氏は昭和史を長く研究された方々。語りは史実に基づいており、ナショナリズムについて丹念に解きほぐす。 保守主義を考え直すことが大切。人間は間違える生き物である、という前提に立ち、議論を尽くして、少しずつ良くしていくのが保守主義である。 その意味で、...
半藤氏は昭和史を含む近現代史、保阪氏は昭和史を長く研究された方々。語りは史実に基づいており、ナショナリズムについて丹念に解きほぐす。 保守主義を考え直すことが大切。人間は間違える生き物である、という前提に立ち、議論を尽くして、少しずつ良くしていくのが保守主義である。 その意味で、今保守を名乗る者は保守ではない。 第二次大戦について、都合の良い自説を振り回す人が多い中、文献や一次資料に多く当たり、信頼できる貴重なお二人の貴重な対談本だと思う。
Posted by 
