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天盆 中公文庫
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天盆 中公文庫

王城夕紀(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/07/21
JAN 9784122064294

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商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

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2025/09/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

パイセン本。 王城夕紀『天盆』は、架空の盤戯を舞台にしながらも、人間そのものの業と希望を描き切った稀有な一冊である。 駒を打つ音や盤上を巡る沈黙が、勝敗を超えた精神の葛藤として響いてくる。 主人公・凡天が「好き」という純粋な衝動を力へと転じ、幾多の強者と渡り合う姿は、競技の枠を超え、人が生きる理由そのものを問いかけてくる。 家族との結びつきや師弟の情が温かく紡がれ、勝負の緊張感に人間の柔らかな温もりが対照的に映えるのも印象的だ。 ルールの細部を語り尽くさぬまま、読者に想像の余地を残した筆致は、天盆というゲームを一つの宇宙として際立たせ、物語に深い余韻を与えている。 読み終えた後、静かな達成感とともに、勝つこと、愛すること、そして人として立つことの意味を胸に刻み続ける、重厚な読書体験であった。

Posted by ブクログ

2025/09/22

「いまさら一人増えたところで、かわりゃあしない」 橋の下でひとりの子を拾う。 舞台は、建国以来「象棋(中国将棋)」や「日本将棋」のような“天盆”というボードゲームを国戯として広く親しむ“蓋”という小国。 幼い頃から“天盆”に取り憑かれた主人公の凡天の楽しそうな勝負の様子は、将...

「いまさら一人増えたところで、かわりゃあしない」 橋の下でひとりの子を拾う。 舞台は、建国以来「象棋(中国将棋)」や「日本将棋」のような“天盆”というボードゲームを国戯として広く親しむ“蓋”という小国。 幼い頃から“天盆”に取り憑かれた主人公の凡天の楽しそうな勝負の様子は、将棋士藤井聡太を見るよう。 また、舞台は架空の時代の架空の国とされているが、描写される背景からは、中国戦国時代に突然現れて消えていった中山国を思い出す。 建国時精彩に満ちたこの国も末期には腐敗に塗れて消えていった。その亡国の物語は宮城谷氏の小説『楽毅』で知ることができる。 孤児たちを拾い育て続けてきた小勇と静は、どんなに逆境の中でも、家族がひとつとなって“生きる” 何故って? 「理由がなきゃいけないのか」 歴史小説やスポーツ小説のようでいて、家族の絆とは何かを問うドラマ、爽やかさがとてもいい。

Posted by ブクログ

2025/08/14

架空の国の架空のボードゲーム「天盆」を舞台に、天下一の打ち手にならんとする少年の物語。何となく国は古代中国、ゲームは将棋をを彷彿とさせる。天盆を制する者が国を制する国において、拾われた赤子が成長とともに天盆に触れ、天盆を愛し、天盆を極めていき、やがて頂上決戦へ。天盆のルールについ...

架空の国の架空のボードゲーム「天盆」を舞台に、天下一の打ち手にならんとする少年の物語。何となく国は古代中国、ゲームは将棋をを彷彿とさせる。天盆を制する者が国を制する国において、拾われた赤子が成長とともに天盆に触れ、天盆を愛し、天盆を極めていき、やがて頂上決戦へ。天盆のルールについては一切説明がないのであくまで雰囲気で捉えるしかないが、大まかな流れはどこか映画のようで読みやすく、一気読み。心地よい読後感。

Posted by ブクログ