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海賊の世界史 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで 中公新書2442
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/07/19 |
JAN | 9784121024428 |
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海賊の世界史
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海賊の世界史
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
王権神授説やホッブズの自然状態から権力を委ねる思想により、国家主権は強まる方向のなか、その補助的役割として海賊もいた。もちろんそうでない海賊もいた。やがて各国の条約により、海賊は必要なくなり、海賊が海賊を取り締まるようになる。
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#2024年に読んだ本 44冊目 #8月に読んだ本 7冊目 海賊がどういう時代背景に 活躍したものか よくわかってなかったので 読んでみた けっこう読みやすかったです
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
海賊という側面からの海洋史。 引用できそうな箇所が多く、ためになった本。 古代ギリシア海賊王、ポリュクラテス 「友人に感謝されるには何も奪わずにいるよりも、奪ってから返してやるほうがいいのだ」 ーま、そりゃそうかもしれんが、、、 ゲルマン民族大移動の中のバンダル族、長い旅路の上にカルタゴに定住し海賊国家(?)となる。その略奪の悪だつさからVandalizeの語源となる。 アッバース朝時代のアブ・ハスクはクレタ島を占拠し多才にわたってきた船を焼き払い、いぶかる部下に「何が不満なのだ、私は乳と蜜が流れる血にお前たちを運んできたのだ。休息しお前たちの不毛な土地のことは忘れてしまえ」(強引すぎる) レパントの海戦後のセルバンデス。下級貴族で生活の厳しかったセルバンデスはレパントの海戦に参加することでのちの官職を得るためレパント海戦の総司令官やナポリ総督の推薦状を得てスペインに帰国。しかし帰国途中で海賊にとらわれ、上記推薦状から高貴な貴族と思われ法外な身代金を要求される。払える親族もないことから10年ぶりに帰国することに。帰国後も十分な職なく税金の徴税代理人。 徴税したお金をあづけていた銀行が破産したことから国から訴えられる運命に、、、(悲惨すぎる、、、) その他諸々、エピソード満載。
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