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99%の日本人がわかっていない国債の真実
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99%の日本人がわかっていない国債の真実

髙橋洋一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あさ出版
発売年月日 2017/07/15
JAN 9784860639945

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商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2024/04/13

「日銀が民間金融機関から国債を買いお金を刷ることで,より多くのお金が世の中に出回ることになるのだ。」(p.36) のキモチは分かるのだけど,この金融緩和は,景気回復の十分条件ではないと思いました。アベノミクスの最初の矢が金融緩和でしたが,国民は政府のやり口から「増税が待ち受けてい...

「日銀が民間金融機関から国債を買いお金を刷ることで,より多くのお金が世の中に出回ることになるのだ。」(p.36) のキモチは分かるのだけど,この金融緩和は,景気回復の十分条件ではないと思いました。アベノミクスの最初の矢が金融緩和でしたが,国民は政府のやり口から「増税が待ち受けている」ということを刷り込まれているので(要するに政府の経済政策への懐疑),お金は出回らなかった。GDPと連動していたのは,マネタリーベースではなく政府支出だった。つまり,適切な財政政策こそ景気回復の本丸だということを意味していると思われます。 この本はそのあたりは書いていないようで,国債の正体がテーマであることや,著者がリフレ派であることから,金融政策を中心とする書き方になっているのだと思います。 例えば,図3のキャプションは「日銀が国債を買うと物価が上がる」となっています。物価が上がるまでのプロセスを,本文では「風が吹けば桶屋が儲かる式の連鎖反応によって」と表しています。現実は上手く連鎖しなかったのではないでしょうか? 「お金を借りやすくする」までの話は真実だと思いますが,その後民間が本当にどんどん融資を受けるかという実態があまり伴わず,伴ったとしても倒産が多かったわけで,金融政策は十分条件でないことが伺われます。 *****  経済成長があれば,要求官庁は経済成長に見合う経費増も要求する。経済成長は財務省のおかげではないので,「税収」増の分だけ予算増となっても,要求官庁は財務省に恩を感じない。  ところが,「増税」であれば,その増加分は財務省のおかげとなって,財務省はその分の予算配分をするとき,各省庁に恩をきせられるのだ。(p.84)  比較的手を出しやすい国債は「撒き餌」のようなものであり,最終的にはより自分たち[銀行や証券会社]の儲けの大きい金融商品を買わせたいのである。(p.88)

Posted by ブクログ

2022/01/12

日本は国債を発行しまくって借金が1000兆円を超えているから、破綻する。とか日銀は政府と同じだから返さなくてもいい。という噂を聞いてどっちが本当なのかよくわからなかったけれど、この本を読んでそんな単純な問題ではなく、今の現状で破綻することはないが、借金を返さなくていいわけでもない...

日本は国債を発行しまくって借金が1000兆円を超えているから、破綻する。とか日銀は政府と同じだから返さなくてもいい。という噂を聞いてどっちが本当なのかよくわからなかったけれど、この本を読んでそんな単純な問題ではなく、今の現状で破綻することはないが、借金を返さなくていいわけでもない。 個人としては借金を作らないことが正解でも国としたら借金をしないことが正解ではない。マクロ視点とミクロ視点では正解が変わるのだと初めて知った。 まだまだ経済のことはわからないので、これの新しいVerも読んでみたい。

Posted by ブクログ

2021/12/21

日本人なら誰しも見聞きしたことがあるかもしれない、国民一人当たりの借金が○○だから日本はもうだめだ、、的な話がいかに根拠のないものか、また、これも仕方ないと多くの人が感じる増税の話が財務省のご都合主義?によるものでデフレ下の日本で行うなど言語道断といったことが書かれている本。印象...

日本人なら誰しも見聞きしたことがあるかもしれない、国民一人当たりの借金が○○だから日本はもうだめだ、、的な話がいかに根拠のないものか、また、これも仕方ないと多くの人が感じる増税の話が財務省のご都合主義?によるものでデフレ下の日本で行うなど言語道断といったことが書かれている本。印象に残ったのは、1. 経済を道徳で考えると大きく見誤る(経済政策は無責任にやるものだ)、2. 民間金融機関はまだまだ国債を欲しがっている(現在の金利に納得している)、3. 国債は将来世代への投資(震災後の増税はやっぱおかしい)という考え方。国家を企業に置き換えるとあったように、借金そのものは適度にする分には健全であるが、しっかり利益(経済成長)に結びつくようなお金の使い方をしないといけない。借金ができるだけ、まだまだ捨てたものじゃないなという発想が、日常生活にも通じるところがあるかもしれない。ただ、やはり多額の債権者には気を使うと思うので、どんな人が日本国債を持っているか、筆者に言わせると外国人だろうがいくら保有してても関係ないということだが、個人としては気になる。世の中FIREを目指す方もいれば派手に浪費する景気の良い方もいる。消費が少ない自分からすると後者の人間はありがたい限りだが、もう少し景気がよくなって金利が上がってきたら自分も日本国債を購入して将来の日本を微力ながらサポートしたいものだ。

Posted by ブクログ

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