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蜜甘アラビアン 砂漠の国の俺様プリンス ティアラ文庫
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蜜甘アラビアン 砂漠の国の俺様プリンス ティアラ文庫

蒼磨奏(著者), 田中琳

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蜜甘アラビアン 砂漠の国の俺様プリンス ティアラ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プランタン出版
発売年月日 2017/07/18
JAN 9784829668009

蜜甘アラビアン 砂漠の国の俺様プリンス

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2017/08/20
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とても読後感の良い作品でした。 元祖TLというか、王道というよりは正統派のTLです。 作品の終わりの方に ―二人の始まりは踊り子と、踊り子が嫌いな王太子とい関係からであった。 と書かれているように、まさに、ヒロインのアティファとラシードはそういう関係で出逢いました。 砂漠の俺様王子とくれば、そのまま強引とイメージしそうですが、彼はある時点まではアティファを拒絶します。 ところが、彼が抱いていた踊り子のイメージとは相反する彼女の清廉で無垢な面を知り、次第に強く惹かれていきました。 アティファは実は亡国の皇女であり、ラシードの父国王とアティファの父王と親交があったという過去の繋がりも伏線として上手く生かされていて、話にメリハリがあって最後まで飽きずに読めました。 王子様も少し冷淡でクールだけれども、そこまで強引でも俺様でもなく、実は優しくて照れ屋。 アティファも時に妖艶な踊り子としての顔を見せつつも、清純で心優しい女の子。 お似合いの二人のキャラは読んでいて、安心できました。 また、ラシードの両親である国王夫妻、またアティファの育ての親の元宰相夫妻など、脇役も魅力的な人物が多く、なおかつ脇役同士の人間模様も丁寧に描かれていて、物語りに深みを感じます。 ただ、一つ気になったのは文章中、読点が必要ないのでは? と思えるところに結構入っていたことです。 ただ、これはあくまでも個人的な感想です。

Posted by ブクログ

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