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お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか ポプラ新書099
定価 ¥990
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2017/07/11 |
JAN | 9784591150948 |
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お化けの愛し方
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
お化けが好きな人にお薦めの一冊。お化けは怖いばかりではなく、愛おしいものでもある、そんな想いがびしびしと伝わってきます。案外と知っているような有名な話でも、見え方が変わってきた気がしました。さすがにあの世に行きたくなる……とまでは思いませんでしたが。
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相当面白かった! 一言でいえば死者との恋愛についてだが、 洋の東西を問わず、時間も空間も幅が広い。 そして文芸史、文化史、死生観、歴史、人のメンタル、文化受容史、表象史、怪談史と射程が広い。 @ 内容説明 お化けは「怖い」。そうしたイメージは、いつから生まれたのか。『牡丹燈籠』や『雨月物語』。タイの昔話に、西洋恋愛怪談の『レノーレ』。乱歩が見出した幻の書『情史類略』…。怪談の起源を探る中で見えてきたのは、実は人間とお化けは仲良くなれるし、恋だってできるという、衝撃の価値観だった―。この本を読めば、あなたも「あの世」に行きたくなるかも? 目次 まえがき 第1章 お化け愛の始まり―日本に登場した新しい怪談 第2章 馮夢龍と「解放の怪談」 第3章 怖い怪談の呪縛―日本の場合 第4章 お化けとの恋愛が認められるまで 第5章 日本に広がった「牡丹燈記」 第6章 町人文学の大暴れ―『牡丹燈籠』から『聊斎志異』へ 第7章 怪談愛の至高点『雨月物語』 第8章 アジアへヨーロッパへ―『メー・ナーク』と『レノーレ』 第9章 西洋でも、生死を越えた恋が成就した! 第10章 圓朝版『牡丹燈籠』と文章変革 第11章 駒下駄の音と新しい演出 第12章 霊との共同生活、ついに実現! おわりに あとがき
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お化けの愛し方というより幽霊美女の愛し方。 三遊亭圓朝『牡丹灯籠』では、美女お露の履き物の音を当初は「カラコロ」とし、幽霊と露見してからは「カランコロン」に変えている。さすがは稀代の噺家。怖さの勘どころを解っておいでだ。 本書に触れられていないが、カランコロンと言えばゲゲゲ...
お化けの愛し方というより幽霊美女の愛し方。 三遊亭圓朝『牡丹灯籠』では、美女お露の履き物の音を当初は「カラコロ」とし、幽霊と露見してからは「カランコロン」に変えている。さすがは稀代の噺家。怖さの勘どころを解っておいでだ。 本書に触れられていないが、カランコロンと言えばゲゲゲの鬼太郎の下駄の音。水木先生は知ってか知らずか、圓朝のオノマトペを継承していた。
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