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「西洋」の終わり 世界の繁栄を取り戻すために
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2017/07/06 |
JAN | 9784532357375 |
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「西洋」の終わり
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
本書はイギリスのビジネス誌「エコノミスト」で長年働き日本支局長も務めたことがある国際的なジャーナリスト、ビル・エモット氏による最新作です。エモット氏の本は過去何冊か拝読しましたが、過去の本と同じく全編通じて読みやすくできています。日本語の題名は「西洋」の終わり、現題は“The F...
本書はイギリスのビジネス誌「エコノミスト」で長年働き日本支局長も務めたことがある国際的なジャーナリスト、ビル・エモット氏による最新作です。エモット氏の本は過去何冊か拝読しましたが、過去の本と同じく全編通じて読みやすくできています。日本語の題名は「西洋」の終わり、現題は“The Fate of the West”(西洋の運命)ということで、第一印象は運命論者的、不可避的な西洋の没落を悲観的に書いた本かと思わせますが、そうではありません。むしろ逆で、不可避な運命というものはない、それを決めるのは人間、特に西側諸国(日本を含む)といわれている国の人々であって、西洋を没落させるかどうかはそれらの内部の人達の行動にかかっている、という趣旨です。 エコノミスト誌で働いていただけあって、全編通じて「開放性」「(機会の)平等」を高らかに信奉している旨が随所に出てきます。また西洋が今後どこに進んでいくかは我々内部の人間の行動いかんである、という点においては最近読んだロバート・ライシュ氏の論調(「最後の資本主義」)とも似通っている気がしました。全体的に興味深く拝読しましたが、1つだけケチをつけるとしたら、エモット氏の本は表面的な記述が多い印象がぬぐえないことです。端的に言えばこの本はエコノミスト誌の記事のロングバージョンという印象で、所詮は記事のレベルであること、そのため深い洞察や分析には基づいていない、という印象をうけました(※実際は違うのかもしれませんがあくまで個人的な印象です)。本書の全編を通じて世界各所で過去に起こったこと、起こっていることの事実羅列が多く、それへの対処方法は「開放性」「平等」だと結論づけられてしまうと、「ああエコノミスト誌の延長だね」という感じになってしまいます。その意味では、「この本は深い」「目を開かされた」といった印象はなく、星4つとさせてもらいました。
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7章 日本という謎 読。 日本の課題は硬直。 今後どう生きるか、世界はどこに向かい、日本はどこに向かうのか。見極める力が欲しい。
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「イギリス」(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国としてのイギリス)の現在位置確認のため再読。ケン·ローチのアンチ·サッチャリズムの精神に照らし合わせながら。
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