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沈黙の王 新装版 文春文庫
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沈黙の王 新装版 文春文庫

宮城谷昌光(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/07/06
JAN 9784167908867

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商品レビュー

4.6

6件のお客様レビュー

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2024/02/25

中国の数千年前の古代を題材にした短編集 なかなかイメージがわかないほどの古い時代の人々を驚くほど生き生きと描いています。 歴史書では文字としてしか感じられないことを、私たちと同じように生きた人間として手触りを与えてくれて、とても嬉しくワクワクしました

Posted by ブクログ

2022/02/28

「言葉を形に表す」 現在、当たり前のように用いている「文字」はなぜ作られたのか……。 表題作の「沈黙の王」では、うまく言葉を発することができない商(殷)王武丁が「文字」を作るまでの物語を、主人公の生き方に光を当てて描く。 歴史小説家が研究者ではない訳は、「事実」や「考察」「推...

「言葉を形に表す」 現在、当たり前のように用いている「文字」はなぜ作られたのか……。 表題作の「沈黙の王」では、うまく言葉を発することができない商(殷)王武丁が「文字」を作るまでの物語を、主人公の生き方に光を当てて描く。 歴史小説家が研究者ではない訳は、「事実」や「考察」「推測」をもとに、さらに想像を飛ばし、作家の求める「真実」を「創造」していくことにある。 この作者は、まるでそこにいたかのように「言い切った」短い描写を丹念に積み重ねて、読者を物語の中へ引き込んでいく。 読者は読んでいるうちに「きっとこうだったかもしれない」とすら感じなくなる。 わたしは、歴史小説家が語ることを許される表現のひとつに「好き嫌い」があると思う。その点でこの作家の好き嫌いは、私と同期する。 表題作短編「沈黙の王」で逆境のなか辛抱強く旅をする主人公の姿は、のちの長編大作『重耳』に重なり、収録短編「妖異記」の太史伯陽や鄭公友の生き方の爽やかさは、『妟子』や『楽毅』『香乱記』の感動につながる。 かつて、ずいぶんと読んできた作家の、ポッカリ空いた読み残しを埋め、久しぶりに「この作家好きだ」と思えた。

Posted by ブクログ

2021/09/16

宮城谷昌光『沈黙の王』 伝説の夏王朝や、商(殷)、周、そして春秋時代の晋の王や名臣を題材にした短編集。 表題作の『沈黙の王』は現在の漢字に連なる、中国最初の文字を創った王の物語。他にも、弓矢を創った者やそれに対抗して盾を創った者の話など、どの短編も非常に満足のいくものでした。 ...

宮城谷昌光『沈黙の王』 伝説の夏王朝や、商(殷)、周、そして春秋時代の晋の王や名臣を題材にした短編集。 表題作の『沈黙の王』は現在の漢字に連なる、中国最初の文字を創った王の物語。他にも、弓矢を創った者やそれに対抗して盾を創った者の話など、どの短編も非常に満足のいくものでした。 夏王朝の話で登場した人物の名前が晋代の会話の中で出てくるなど、歴史小説ならではの時代を超えた人々の歴史の紡ぎ合いを垣間見ることができます。

Posted by ブクログ

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