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階段を下りる女 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/06/30 |
JAN | 9784105901394 |
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階段を下りる女
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商品レビュー
3.3
18件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
はじめは読みにくいかなと思って途中でやめてた。 失われた名画との再会が若き日の秘めた思いを駆動させるって。 僕は作者なのかな。法律家だし。 イレーネとは何者だったのか。彼女は誰のものにもならないことで皆の心に残り続けたのかな。 そして、イレーネがした罪、なにかのテロリズム?なんなのかはわからなかった。 世界的な画家シュビントと、グントラッハという大金持ち、そして弁護士の語り手。 人生の満足はお金や地位や名誉ではないんだろう。 高みにたどり着いたひとだけが手放せるものかもしれないとも思った。王族に生まれた釈迦のように。 そして優秀な人には見えない景色もあるんだろうなとも思った。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23924575
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イレーネが最後に暮らした島の自然はどれほどきれいなのだろうかと想像すると心安らいだ。物語の静かな運びも心地よかった。 主人公はこれからどんな生活を始めるのだろう。イレーネと実際に未来を紡ぐのではなく、心の中のイレーネとともに生きていくから上手くいくのだろうなと思った。そういう意味で彼は良いタイミングで彼女に再会したと言えるのかな。
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