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息子が殺人犯になった コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2017/06/24 |
JAN | 9784750514468 |
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息子が殺人犯になった
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
どんな切り口で感想を書けば良いのか迷う。まず言えるのは、中途半端な加害者家族もののフィクションを読むよりは本書を読んだほうが良いということ。それから人は納得のいく「理由」を求めずにはいられないということ。あとは……アメリカには加害者家族を思いやり、行動で示す人がある程度の数いるよ...
どんな切り口で感想を書けば良いのか迷う。まず言えるのは、中途半端な加害者家族もののフィクションを読むよりは本書を読んだほうが良いということ。それから人は納得のいく「理由」を求めずにはいられないということ。あとは……アメリカには加害者家族を思いやり、行動で示す人がある程度の数いるようだが、これは宗教的な要素が関係するのだろうか。例えば、9.11のハイジャック犯のために祈ったキリスト教徒はいたのか? 本書の主旨とは外れるが、そんなことも考えた。 著書の頭の中ではたくさんの If が渦巻いていたんだろうな。その中でも学校や警察、エリックの両親など、他者に向けた If は書けなかったのだと思う。
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自身の家族が殺人を犯す、それも自身の息子が。そしてその殺人が銃によって若いティーンエイジャーら13人を対象としたものであったなら、そのとき親は何を思うのだろうか。 本書はアメリカにおける銃乱射事件の中でも最悪の部類の1つ、1999年のコロンバイン高校銃乱射事件の加害生徒の母親が...
自身の家族が殺人を犯す、それも自身の息子が。そしてその殺人が銃によって若いティーンエイジャーら13人を対象としたものであったなら、そのとき親は何を思うのだろうか。 本書はアメリカにおける銃乱射事件の中でも最悪の部類の1つ、1999年のコロンバイン高校銃乱射事件の加害生徒の母親が綴る自省の書である。”トレンチコート・マフィア”と呼ばれた格好で学校を襲った息子は、なぜ凶行に及び、結果として犯行現場で命を絶つことになったのか。 メディアは往々にしてこのような事件があったときに育児放棄や過度なしつけなど家庭環境を原因とした報道を行う。もちろんそうした報道が真実の場合もあるのだろうが、同様の報道が繰り広げられた本事件に関していえばそれは正しくない。本書で描かれる家庭環境は典型的な中流階級の理想図ともいえるものであり、著者自身がそうした環境で息子を育てたことに強い満足感を覚えていたのだから。 事件の後、被害者への謝罪や裁判、メディアからの露悪的な取材攻勢などの中で呆然自失としつつも著者は、この凶行は息子が実はうつ病にかかっていたが故の”自殺”であったのではないか、という仮説を抱く。つまり、自暴自棄になった結果、その自殺の道連れとして起きたのがこの凶行であった、という解釈である。 もし自らが息子の小さな苦しみの声に気付いてやっていれば凶行は起きなかったかもしれないーその償いとして、著者は精神疾患と殺人事件の相関性に関する啓発活動に身を投じることになる。 読むのが苦しい場面も少なからずあるが、著者が強い償いの意識と理性的な思考を元に前へと進んでいこうとする様子には強く胸を打たれる。
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途中で断念。 大虐殺を起こした犯人の親の作だけど、うーん、「あの子はやさしくていい子だった。」っていわれてもなぁ。。
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