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アリ対猪木 アメリカから見た世界格闘史の特異点
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アリ対猪木 アメリカから見た世界格闘史の特異点

ジョシュ・グロス(著者), 棚橋志行(訳者), 柳澤健

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アリ対猪木 アメリカから見た世界格闘史の特異点

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2017/06/23
JAN 9784750515106

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アリ対猪木

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商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2023/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猪木対アリの伝説の一戦をアメリカ側から語る。 多くの関係者へ取材し、貴重な証言を収集。 日本でもアメリカでも、当時の観客の感想は同様、 しかしMMAの時代が訪れ、再評価される流れも 同様であるのが面白い。 猪木対アリ戦に至るまでのアメリカンプロレスの 歴史を学ぶこともできる貴重な作品です。

Posted by ブクログ

2022/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前からずっと読みたいと思っていた 本をようやく入手。日本では色々な作品で語られている 【世紀の一戦】、アントニオ猪木とモハメド・アリの異種 格闘技戦を、アリ側・米国側の視点に立ち、その実現の背 景から試合内容、その後に及ぼした影響までが細かく記述 されているドキュメンタリー。 この試合のことを考える度に、「ボクシングの”現役”世界 ヘビー級王者」が、【”真剣勝負”の他流試合】に臨んだ 『奇跡』を意識せざるを得ない。今では絶対にあり得ない 状況であり、こんなことを「やりたい!」と言える世界王 者が存在するのなら、心の底から応援したいくらい。それ くらい、モハメド・アリは今を以て特別であり、唯一無二。 だからこそ、アリ側から書かれたドキュメントを、しっか り読んでみたかった。 ・・・その希望は、しっかり叶った。 あの異様な試合は、アントニオ猪木はもちろん、モハメド ・アリも自らが望んだ闘いであった、ということが感じら れたのが本当に嬉しいし、その後に世界的に発展していく UFC・PRIDEを始めとする【MMA】に大きな影響(ほぼ反 面教師ではあるが)を与えた事実も嬉しい。 解説の柳沢健氏は、この作品を「1976年のモハメド・ア リ」と評した。出来れば氏の名著である「1976年のアン トニオ猪木」と併せて読むことをオススメする。 なんちゃらジュニアとは、レベルが違うんだよ、アリは。

Posted by ブクログ

2022/07/15

モハメド・アリVSアントニオ猪木の試合は当時は酷評されたが、総合格闘技の隆盛や観客側の格闘技観の成熟と共に徐々に再評価され始め、今では意義のある試合だったとみる向きもある…日本では。 ではアメリカではどうだったのか、という疑問に応えてくれるのが本書。 アリ対猪木戦を点として、そ...

モハメド・アリVSアントニオ猪木の試合は当時は酷評されたが、総合格闘技の隆盛や観客側の格闘技観の成熟と共に徐々に再評価され始め、今では意義のある試合だったとみる向きもある…日本では。 ではアメリカではどうだったのか、という疑問に応えてくれるのが本書。 アリ対猪木戦を点として、そこまでの線をボクシング側とプロレス側両方から追ってるのが興味深かった。 結論から言うと、アントニオ猪木という人の評価をどう見るかでこの試合の評価も分かれるのではないだろうか。 著者はスポーツライターであるから、猪木へ一定の評価はしているが、猪木が纏う日本的な情念や哀愁までは理解し切れないのは当然であるし、評価も辛くなるのだろうなぁという印象。 アリという人物への興味を掻き立てる内容で、猪木戦以外にキンシャサのフォアマン戦やマニラのフレージャー戦を観たくなった。

Posted by ブクログ

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