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15歳、ぬけがら
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/06/21 |
JAN | 9784062206013 |
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15歳、ぬけがら
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商品レビュー
3.7
16件のお客様レビュー
辛いねぇ、こりゃ辛いねぇ。まさかお母さんがお客様接待中に出会っちゃうなんて。わたしゃあ、びびっちまうよ。(;゜0゜)
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貧困家庭の児童生徒が主人公の小説で、これまでに身近にはいなかった世帯の話題ですが、その置かれている状況の凄まじさに怯まされることが多々ありました。 片親でありながら、親は精神的な問題で働けず、家はゴミ屋敷、食事は学校での給食のみ。支援団体の取り組みは「哀れみで、ほどこそうとして...
貧困家庭の児童生徒が主人公の小説で、これまでに身近にはいなかった世帯の話題ですが、その置かれている状況の凄まじさに怯まされることが多々ありました。 片親でありながら、親は精神的な問題で働けず、家はゴミ屋敷、食事は学校での給食のみ。支援団体の取り組みは「哀れみで、ほどこそうとしているのでは」とプライドを傷つけられるように感じ、非行少年のグループでの「遊び」には道徳的な抵抗があって心から楽しむことはできず、あまりの生きづらさに、まるで「ぬけがら」のように心を殺して日々を過ごす彼女の姿に、やるせない気持ちを抱きます。 日本の平均的な世帯からは大きく乖離した状況であるが故に、その実態を想像することが難しく、簡単に「貧乏だから」などと心無い言葉を浴びせられることも少なくないのも、読んでいて辛くなります。 一方で、彼女の救いとなったのは、支援施設「まなび〜」での美味しい食事と、彼女の話を正面から受け止めて答えてくれる塾長の存在でした。 教員が生徒の気持ち、感情を全て正確に把握することは困難ですが、きちんと向き合う姿勢を通して、信頼関係を築くことが(理想論ですが)やはり大切だし、意識して行きたいと思います。
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私の身近にない主人公の暮らしぶりが胸に突き刺ささりました。 その過酷な環境のなかで 15歳の主人公が考え、少しずつ強くなっていく姿がとても印象に残ります。 人に手を差し伸べられるのは、やっぱり人間。 今は誰かの助けをかりてても いつか誰かを助けられるようになれば良い。 前...
私の身近にない主人公の暮らしぶりが胸に突き刺ささりました。 その過酷な環境のなかで 15歳の主人公が考え、少しずつ強くなっていく姿がとても印象に残ります。 人に手を差し伸べられるのは、やっぱり人間。 今は誰かの助けをかりてても いつか誰かを助けられるようになれば良い。 前を向くためのチカラをくれるような物語でした。
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