あなたの脳にはクセがある 大活字版(下) 「都市主義」の限界 大活字本シリーズ

養老孟司(著者)

• 販売会社／発売会社: 埼玉福祉会
• 発売年月日: 2017/06/01
• JAN: 9784865961768

商品レビュー

2020/07/14

P84
どんな仕事であれ
社会的なことであれば
自分の代わりはいくらでもいる。
そういう気分になれば
目を吊り上げて働こうという
気にはならない

P128
「人間五十を過ぎれば
幸不幸なし」　『三国志』　※

P155
（往生際の悪い人は）
おそらく思い切って生きて
こなかったのであろう

P155
死に方にあれこれ考えるなら
その前に十分生きておくことである

P179
自然とは人が意識的に
作り出さなかったものである　※

P184
「男は現象だが女は実体だ」
（多田富雄）　※

P184
人が裸で暮らすから野蛮なのではない。
実体がロマンに優先する世界が
野蛮なのである

P202
日本語を使っているために
私の思考にどのような「向き」が
生じたか。
それは仏教思想への傾きである

P207
方法はそれ自体が方向を決めてしまう。
方向は決めるが答えは勿論決めない。
方法に従って生きると
どこに連れて行かれるか
それがわからない。
それが方法を選んだときの
難点であると同時に
利点でもある　※

P208
方法論的人生

P208
考えたらそうなるんだから
仕方がないじゃないか　※

P211
日本語で思考するかぎり
ひとりでに「唯脳論」になり
諸行無常になり、無我になる　※

P212
性の合う人というのは
どこかにいるものだ

P216
筋書きがなく
選択だけがある世界、
それには耐えられない。
だから賭けるときは
方法に賭ける