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二千七百の夏と冬(上) 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2017/06/14 |
| JAN | 9784575520064 |
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二千七百の夏と冬(上)
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商品レビュー
3.6
29件のお客様レビュー
縄文時代と弥生時代の狭間を舞台にした物語は、主人公の成長と恋愛を通じて、古代の人々の生活や感情をリアルに描き出しています。主人公はティーンエイジャーの男の子で、厳しい母や病弱な弟を抱えながら、淡い恋をする姿が微笑ましく描かれています。縄文時代の生活様式や神々への崇拝が詳細に描かれ、読者は未知の世界に引き込まれます。時折挟まれる現代パートは理解が難しい部分もありますが、縄文時代の独特な言葉や文化の描写は新鮮で、思わず引き込まれる要素となっています。古代の人々の思いや生活に触れながら、主人公の成長を共に感じることができる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
三内丸山遺跡に行ってから縄文時代に対する興味が湧いてきた。それで縄文時代を背景とする小説を探していて、本作品を見つけた。やや舞台は東北あたりかと思われる。猪はイー、鹿はカァーなど普通名詞の呼び替えの言葉遊びも楽しい。著者なりに縄文人の精神生活に迫ろうとした努力が伺われる。アフリ...
三内丸山遺跡に行ってから縄文時代に対する興味が湧いてきた。それで縄文時代を背景とする小説を探していて、本作品を見つけた。やや舞台は東北あたりかと思われる。猪はイー、鹿はカァーなど普通名詞の呼び替えの言葉遊びも楽しい。著者なりに縄文人の精神生活に迫ろうとした努力が伺われる。アフリカの狩猟民族などの人類学の調査を見ると、狩猟民族は足跡を見ただけで、その獲物の状態がわかってしまったり、糞を見ただけで獲物の健康状態までわかるということなので、この小説で描かれる様に糞を触ったり嗅いだりしなくてももっとわかるはずだろう。また、服や足袋なども本人たちは快適だと思って着ていたと思われる。 また渡来人と縄文人の恋愛が描かれそうで大地の子エイラを思い出す。下巻も楽しみだ。
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縄文時代の男性の人骨が発見されたことから、現代と縄文時代が交互に描かれる物語。 縄文時代という、史料も記録もない時代のことなのに、とてもリアルで情景が目に浮かぶようで引き込まれます。 いろいろな謎がでてきた(上)。 その謎が解き明かされる(下)が楽しみでしかない。
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縄文時代が舞台の小説なんて読んだことがない!そう思って興味をそそられ手に取った。しかも恋愛もの?!これがなかなか面白かった。読み口は軽めで読みやすい。時折挟まれる現代パートがある意味がよく分からなかったが、縄文パートがとにかく興味深くて面白い。彼らの生活様式がリアルに描かれていて...
縄文時代が舞台の小説なんて読んだことがない!そう思って興味をそそられ手に取った。しかも恋愛もの?!これがなかなか面白かった。読み口は軽めで読みやすい。時折挟まれる現代パートがある意味がよく分からなかったが、縄文パートがとにかく興味深くて面白い。彼らの生活様式がリアルに描かれていて、今まで教科書でしか認識がなかった時代の人たちの生活や人生がかなり立体的に感じられた。どうやってこんなにリアルに?おそらく想像のものも多いのだろう。 主人公は縄文時代のティーンエイジャーの男の子。おとなになる直前の、早くおとなになりたいと願う少年。長の娘に淡い恋をしている。厳しくて小うるさい母がいる。病弱な弟がいる。父は早くに亡くなっている。年に一度海の民と交流し物々交換がある。チームで狩りをして部族は食をつなぐ。神に気遣いながら生きる。 主人公はある日禁忌の森に誤って足を踏み入れる。そこで、部族以外の女の子とすれ違い、ひとときの交流を持つ。この女の子、自分たちとはだいぶん違う見た目と服装だ。読者はわかる、この子は弥生人で、つまりこの時代は、縄文時代と弥生時代の狭間なのだ。そして、主人公の男の子は、そうと気づかずこの弥生人の女の子に本気の恋をする… 時折挟まれる縄文ワードが面白い。鳥の巣に卵、で、たぶんという意味。好きな人のことを考えて頭がぽーっとなることを、頭が陽だまりになる、と表現する。突拍子もないという意味で、夏の雪、と言う。完全に作者の創造だと思うが、面白かった。
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