- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
日の名残り 隅田川御用帳 十四 光文社時代小説文庫
定価 ¥638
330円 定価より308円(48%)おトク
獲得ポイント3P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2017/06/13 |
JAN | 9784334774905 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
- 書籍
- 文庫
日の名残り
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日の名残り
¥330
在庫あり
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
ふと、カズオ・イシグロ氏の題名と同じ・・・と、思いながら、手にした本である。 藤原緋沙子氏の隅田川御用帳14であり、3話からなる。 この本は、2010年2月に刊行された物を 字を大きくしてあるために、読み易くなっている。 最初の江戸の隅田川周辺の絵地図を見ながら、富岡八幡宮の...
ふと、カズオ・イシグロ氏の題名と同じ・・・と、思いながら、手にした本である。 藤原緋沙子氏の隅田川御用帳14であり、3話からなる。 この本は、2010年2月に刊行された物を 字を大きくしてあるために、読み易くなっている。 最初の江戸の隅田川周辺の絵地図を見ながら、富岡八幡宮の南側等は、海であったの頭の中で、想像してみながら、本を読み始めた。 「日の名残り」は、御家人の娘であった紀久は、借金のかたに嫁いだ先は薬問屋の「小国屋」であったのだが、駆け込み寺の「橘屋」に駆け込んできた。 その内情は、ひどいものであった。 十四郎は事情を調べ、紀久が、商売の手段で、人身御供になていた事や、紀久との愛しい人も事故で亡くなったのではなく、殺されていた事を調べ上げる。 毎度 ここまで、駆け込み御宿が、調査してくれるのは、小説だからなのか?それとも、実際にこのように調査をしたのだろうか?と、思いながら読み進む。 「再会」 離縁してもらったのだが、亭主に残した娘を思うおこよが、今の自分は、妾になっている事を卑下して、ためた金を渡して欲しいと、橘屋に依頼することから話が、始まる。 最後は、この妾の旦那が、良い! 人の幸福を尊重出来る所が、・・・・ 「爪紅」 昔も、このようなマニュキュアのようなのが、あったのだと、この本で知った。 先日、あさのあつこ氏の「花下に舞う」だったかを読んだのだが、そこにも「遠野紅」だったか、高価な紅の話が、出ていたのだが、ここでは「菊屋」という紅が、出て来る。 今まで、無かった展開で、この「菊屋」の亭主与茂七が、駆け込みの橘屋ヘ駆け込んでくる。 少し どもり気味であり、昆虫おたくのような人物なのだが、・・・・ 養子であり、お飾りの旦那にされており、持参金目当てで、店を持ち直したと思われる菊屋の姑と番頭が、命を狙う。 最後は、一件落着に落ち着くのだが、十四郎も紅をお登勢に手渡し、告白を・・・・ 良いお仕舞の話になっていた。
Posted by