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日の名残り 隅田川御用帳 十四 光文社時代小説文庫
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日の名残り 隅田川御用帳 十四 光文社時代小説文庫

藤原緋沙子(著者)

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日の名残り 隅田川御用帳 十四 光文社時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/06/13
JAN 9784334774905

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2021/12/12

ふと、カズオ・イシグロ氏の題名と同じ・・・と、思いながら、手にした本である。 藤原緋沙子氏の隅田川御用帳14であり、3話からなる。 この本は、2010年2月に刊行された物を 字を大きくしてあるために、読み易くなっている。 最初の江戸の隅田川周辺の絵地図を見ながら、富岡八幡宮の...

ふと、カズオ・イシグロ氏の題名と同じ・・・と、思いながら、手にした本である。 藤原緋沙子氏の隅田川御用帳14であり、3話からなる。 この本は、2010年2月に刊行された物を 字を大きくしてあるために、読み易くなっている。 最初の江戸の隅田川周辺の絵地図を見ながら、富岡八幡宮の南側等は、海であったの頭の中で、想像してみながら、本を読み始めた。 「日の名残り」は、御家人の娘であった紀久は、借金のかたに嫁いだ先は薬問屋の「小国屋」であったのだが、駆け込み寺の「橘屋」に駆け込んできた。 その内情は、ひどいものであった。 十四郎は事情を調べ、紀久が、商売の手段で、人身御供になていた事や、紀久との愛しい人も事故で亡くなったのではなく、殺されていた事を調べ上げる。 毎度 ここまで、駆け込み御宿が、調査してくれるのは、小説だからなのか?それとも、実際にこのように調査をしたのだろうか?と、思いながら読み進む。 「再会」 離縁してもらったのだが、亭主に残した娘を思うおこよが、今の自分は、妾になっている事を卑下して、ためた金を渡して欲しいと、橘屋に依頼することから話が、始まる。 最後は、この妾の旦那が、良い! 人の幸福を尊重出来る所が、・・・・ 「爪紅」 昔も、このようなマニュキュアのようなのが、あったのだと、この本で知った。 先日、あさのあつこ氏の「花下に舞う」だったかを読んだのだが、そこにも「遠野紅」だったか、高価な紅の話が、出ていたのだが、ここでは「菊屋」という紅が、出て来る。 今まで、無かった展開で、この「菊屋」の亭主与茂七が、駆け込みの橘屋ヘ駆け込んでくる。 少し どもり気味であり、昆虫おたくのような人物なのだが、・・・・ 養子であり、お飾りの旦那にされており、持参金目当てで、店を持ち直したと思われる菊屋の姑と番頭が、命を狙う。 最後は、一件落着に落ち着くのだが、十四郎も紅をお登勢に手渡し、告白を・・・・ 良いお仕舞の話になっていた。

Posted by ブクログ

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