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応天の門(7) バンチC
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応天の門(7) バンチC

灰原薬(著者)

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応天の門(7) バンチC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/06/09
JAN 9784107719874

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応天の門(7)

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商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2024/03/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

多美子様がとても可愛らしい。 世の中の嫌なことを知らないまま真っ直ぐ育っていて このままでいて欲しいと思う。 白梅が一生懸命になるところも、その理由にもほろっときた。 長谷雄がなんでもすると言質を取られているの ちょっと笑ってしまったが怖い目にあって気の毒でもある。 しかし道真と業平の機転と行動力は本当に凄いし、長谷雄のお蔭で多美子が無事で良かった。 私が女なら喜んで入内すると言われて 私が男なら兄上の首を掻き切ると言い返す高子様が恰好良い。 主上と多美子の純粋なのほほんとした会話と現世の落差がすごい。 娘が道具として使われているという点では同じで 多美子が父だったと安心するがそれは実は鬼でもあり しかし多美子がそうは思っておらず 主上と睦まじくお喋りしている日々なのはまだしも救われるところだが 一方の高子を思うと辛くなる。

Posted by ブクログ

2023/10/29

「知った者の声色に似せていてもそれは鬼の声」って言い含められてた多美子姫だけど、父の藤原良相が呼びかけて葛籠の蓋を開けてきた……鬼だ。多美ちゃん、よく知ってる父様の声と顔しててもそれは鬼だよ。エグさにやられました。 「鬼などどこにもおりませんでしたの!」ってにっこりする多美ちゃん...

「知った者の声色に似せていてもそれは鬼の声」って言い含められてた多美子姫だけど、父の藤原良相が呼びかけて葛籠の蓋を開けてきた……鬼だ。多美ちゃん、よく知ってる父様の声と顔しててもそれは鬼だよ。エグさにやられました。 「鬼などどこにもおりませんでしたの!」ってにっこりする多美ちゃん、ふわふわ可愛いままで幸せになってほしい。 高ちゃんも、自分より歳下なのに同じように政治の道具に使われている多美ちゃんが可哀相で気にかけてたんだと思う。高潔で素敵な姫だな高ちゃんも。(高子・多美子より、高ちゃん多美ちゃんが言いやすい……)。 最後の藁人形、結局誰が打ち付けてたか解らない仕舞いでそれもゾッとします。白梅、大活躍でした。 長谷雄つくづく悪運強くて憎めなさもいいです。

Posted by ブクログ

2019/08/29

藤原多美子入内とってことは864年、何巻か前に862年だった気がするから、2年経ったのかね? そして、紀豊城怖えな。長谷雄じゃなくてもびびるねあれは。 紀豊城についてWikipediaをちょっと見てみたけど、応天の変の首謀者として、伴善男と伴中庸と共に裁かれたぐらいの記載しかない...

藤原多美子入内とってことは864年、何巻か前に862年だった気がするから、2年経ったのかね? そして、紀豊城怖えな。長谷雄じゃなくてもびびるねあれは。 紀豊城についてWikipediaをちょっと見てみたけど、応天の変の首謀者として、伴善男と伴中庸と共に裁かれたぐらいの記載しかない。 しかも作中だとただのイケメンだけど、史実だと中庸は結構エグめの性格っぽいな。

Posted by ブクログ

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