1,800円以上の注文で送料無料

美人論 朝日文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

美人論 朝日文庫

井上章一(著者)

追加する に追加する

美人論 朝日文庫

定価 ¥814

715 定価より99円(12%)おトク

獲得ポイント6P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/13(水)~11/18(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2017/06/07
JAN 9784022619037

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/13(水)~11/18(月)

美人論

¥715

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/02/28

「卒業面」という言葉のインパクトよ…。 「ルッキズム」という言葉が浸透しつつある現代でも顔のことを言われるのは女性ばかり。 男性に対しても顔の美醜を問われることはあるけど女性ほどではない。 以前『家ついて行ってイイですか』というTV番組を観ていたところ、スタイリストの女性が、 ...

「卒業面」という言葉のインパクトよ…。 「ルッキズム」という言葉が浸透しつつある現代でも顔のことを言われるのは女性ばかり。 男性に対しても顔の美醜を問われることはあるけど女性ほどではない。 以前『家ついて行ってイイですか』というTV番組を観ていたところ、スタイリストの女性が、 「この番組は女性が出ると必ず《美人○○(職業)》ってキャプションを付けるが、自分はそうしないでほしい。普通にスタイリストと紹介してほしい。」 と言っていて今までモヤッとしながら観てたけどスタイリストの女性にありがとう〜という気持ちになったことを思い出した。 あと、巻末エッセイのU.Cさんの意趣返しに笑ってしまった?

Posted by ブクログ

2021/02/27

中々面白い。 不美人を擁護する為に修身などでは美人を鼻もちならないと貶して貶めていた明治時代。美人は女学校で見染められどんどん嫁いで行き、卒業できるのは不美人の卒業面のみ。カッチリした階級制度を美人が飛び越えていくのが面白くなかったのだろう。 戦争を挟み、美人の幅は広がっていった...

中々面白い。 不美人を擁護する為に修身などでは美人を鼻もちならないと貶して貶めていた明治時代。美人は女学校で見染められどんどん嫁いで行き、卒業できるのは不美人の卒業面のみ。カッチリした階級制度を美人が飛び越えていくのが面白くなかったのだろう。 戦争を挟み、美人の幅は広がっていったが、美人は高学歴にはいないなどの偏見は続く。 美人の種類はたくさんあっても不美人の種類はまさにブスだけ。かわいいブスもいなければ冷たいブスもいない、南国のブスもいなければ、秋田ブスもいない。ただ十把一絡げにブとスの2つの文字で構成された言葉で大胆に評価されてしまう。笑 美人は3日で飽きるという言葉がある。だが美人を連れていることで同性からねたまれる快感は長く続く。そう簡単には飽きない。自分が男たちの嫉妬と怨嗟の的になることで味わえる優越感。 女が美しいのは女性の当然の権利であってごく自然なこと。女の魅力は女性自身の成長のためにある。だから安心してもっと美しくなる工夫をしましょう。女性であることを誇ってください。 美人の定義を1つだけにすればどうなるか。このタイプからずれた女は美人になる可能性がなくなってしまう。当然美人になろうとする意欲も湧いて来なくなる。美容業界の売り上げを伸ばすためにはできるだけたくさんの女に美人になるための努力をさせなければマーケットの拡大はありえない。様々な美人像を作るために〇〇でも美人になりうるというストーリーを強調しなければならない。情報操作だ。要するに美人の定義が広ければ広いほど業界の成長につながると言う寸法だ。 なるほどそういう繋がりもあったか。

Posted by ブクログ

2020/10/31

美人の論じ方を論じた本。徹底的に調べ尽くして、違和感の裏側に流れてきたメカニズムを指摘する。こういうことを言いたいのかなと思って読んでいると、その先を行き、ひっくり返して、さらに別角度から執拗に攻めてくる。 そして、著者は論の外側でニヤニヤしている感じがする。あとがきや巻末エッセ...

美人の論じ方を論じた本。徹底的に調べ尽くして、違和感の裏側に流れてきたメカニズムを指摘する。こういうことを言いたいのかなと思って読んでいると、その先を行き、ひっくり返して、さらに別角度から執拗に攻めてくる。 そして、著者は論の外側でニヤニヤしている感じがする。あとがきや巻末エッセイまで気が抜けない。この知性に脱帽。たまらなく好きな本に出会った。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品