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足で歩いた頃のこと 花の詩画集
定価 ¥1,760
825円 定価より935円(53%)おトク
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2017/06/01 |
JAN | 9784039639509 |
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足で歩いた頃のこと
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
最近、「あとがき」が好きだ。 読み終わったあとに、「あとがき」があると、ボーナストラックを発見したような、なんとも言えない喜びを感じる。 時に、あと数ページのところまで読み来ると、我慢できず、先に「あとがき」を読んでしまうことがあるほどだ。 星野富弘氏の、詩画集。ブクログは...
最近、「あとがき」が好きだ。 読み終わったあとに、「あとがき」があると、ボーナストラックを発見したような、なんとも言えない喜びを感じる。 時に、あと数ページのところまで読み来ると、我慢できず、先に「あとがき」を読んでしまうことがあるほどだ。 星野富弘氏の、詩画集。ブクログはじめて以来3作目。 新しい作品ほど、絵が上達してることも感じた。(上から目線と思わないでほしい) 読んで、絵をみて、考える。 絵をみて、読んで、考える。 時間の流れがゆっくりになることを感じる。 失ったものを悔やむのではなく、懐かしみつつ、あるもので生きる。 失ったことで見えてきたり、新しく生まれるものがある。 富弘さんは、お見舞いの手紙に返事を書きたくて、練習を始める。最初は、文字の余白に絵をかくようになり、手紙はいつしか花の絵に言葉を添えたものになり、詩画という形になったという。 このエピソードで、やっぱり人って、人との関わりから、広がっていくことを強く感じた。 絵を贈った人と結婚することになり、詩画の向こうから、次々と助け人が現れたとの事。 広がり ブクログも、そのひとつだと思ったりする 届かなくても、発信すること 書きとめること 気に入った詩画の「引用」 私の一生懸命は、放課後から始まった 放課後に汗を流し 放課後に笑い 放課後に悩み 放課後に友ができて 大切なことは みな 放課後に学んだ あれから何年すぎたのだろう 私は今 人生の放課後を生きている * 登山靴の絵が添えられてる もうひとつ「引用」 風は冷たく 水は凍っているけれど 枝は空を指して光り 幹はもう 水を汲み上げている けしてそこを動かず どんな嵐も受けとめられるよう 根を伸ばし 幹を補強している 足下でも 頭上でも 膨大な作業が 静かに進む 冬のおわりの森を歩く * コブシの芽の枝の絵とともに 今作は、春夏秋冬の4部構成で、それぞれ、詩画、エッセイとつづく。 詩画は、勿論の事、エッセイが好きだ。 子供の頃のことを交え、今のことを思う。 人生の放課後を楽しもうと思う 放課後の人生を楽しもうと思う
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星野富弘さんの本はだいぶ以前から読んでいて、今回の「タイトル」がなかったら、スルーしたかも。 読んですごく驚かされた。絵が格段にうまくなっていたし、エッセイも絵と同様に心に深く響いてきた。 前向きに生きている限り人は成長していくものですね。実感。
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