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じごくゆきっ
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じごくゆきっ

桜庭一樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/06/05
JAN 9784087711141

じごくゆきっ

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商品レビュー

3.6

37件のお客様レビュー

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2023/10/09

年下のたよりない女性に恋に落ちる中年男性。とてもリアルで面白い。「ビザ―ル」 逆に「A」はSF的だが、使命を全うした老女と最期をみとる五月雨に心うたれた。

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2023/08/28

読み始めてまだ数冊ですが、桜庭一樹さんの小説の世界観がとても好きで私もじごくゆきっまっしぐらです。 この本は7話からの短編集なので読みやすかったです。 特に最後の2話が好きです。 『ゴッドレス』 美しく奔放な父を持ちその関係に苦しみ続ける女性が主人公です。親と子の切り離せない...

読み始めてまだ数冊ですが、桜庭一樹さんの小説の世界観がとても好きで私もじごくゆきっまっしぐらです。 この本は7話からの短編集なので読みやすかったです。 特に最後の2話が好きです。 『ゴッドレス』 美しく奔放な父を持ちその関係に苦しみ続ける女性が主人公です。親と子の切り離せない歪んだ愛に惹き込まれました。 『脂肪遊戯』 『暴君』からの続編で、砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けないで描かれてたような、あがきながら戦う女の子の描写に胸がきゅっと苦しくなりました。

Posted by ブクログ

2023/03/26

「暴君」 鍵の開いた扉の先。 偶然通りかかることがなければ、皆絶命してしまっていただろうな。 「ビザール」 流されるがままに。 一度だけでも問題だろうに、続けるのならば向き合うべきなのでは。 「A」 消える前の景色は。 危険かもしれないと気付いていたのなら、一人にしてはダメだ...

「暴君」 鍵の開いた扉の先。 偶然通りかかることがなければ、皆絶命してしまっていただろうな。 「ビザール」 流されるがままに。 一度だけでも問題だろうに、続けるのならば向き合うべきなのでは。 「A」 消える前の景色は。 危険かもしれないと気付いていたのなら、一人にしてはダメだろう。 「ロボトミー」 繰り返される日々。 本人の代理でしていたなら分かるが、そうでなければ何だったのか。 「じごくゆきっ」 二人で逃亡する先。 不安定だと一言で片付けるのは簡単だが、話をちゃんとすべきだろ。 「ゴッドレス」 愛された印のきず。 都合よく書き換えられた記憶だとしても、忘れてはいけないだろう。 「脂肪遊戯」 太るために食べる。 心地いい距離感かもしれないが、本質を知ることはできないだろう。

Posted by ブクログ

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