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天に星 地に花(上) 集英社文庫
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天に星 地に花(上) 集英社文庫

帚木蓬生(著者)

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天に星 地に花(上) 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/05/19
JAN 9784087455830

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天に星 地に花(上)

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商品レビュー

4

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2023/04/20

幕府に翻弄される庄屋、圧政に苦しむ百姓、身命を賭して民を守る名君…。医師を志す大庄屋の次男・庄十郎が成長していく姿を通して、筑後平野に息づく、さまざまな人生の哀歓を描く。

Posted by ブクログ

2019/12/10

いい本だ こんな時代もあったのだ   と思い知らされる 飢餓や病に倒れる百姓たちの物語を読みながら ふと思い出した 「今朝もまた 覚めて 目も見え 手も動く ああ ありがたや この身 このまま」 二十年近く前、山形の山寺へ登った時、境内の掲示板にあった  「下」に続く

Posted by ブクログ

2019/04/16

九州筑後川流域の農村の貧窮。享保年間ということは吉宗の享保の改革で幕府財政の立て直しがはかられた時代。改革の一環として、租税も検見法から定免法に移行、米の出来高に関わらず安定した徴収が意図されたが、凶作が続くと農民の生活が忽ち窮乏した。このあたりの背景にも本編では触れられている。...

九州筑後川流域の農村の貧窮。享保年間ということは吉宗の享保の改革で幕府財政の立て直しがはかられた時代。改革の一環として、租税も検見法から定免法に移行、米の出来高に関わらず安定した徴収が意図されたが、凶作が続くと農民の生活が忽ち窮乏した。このあたりの背景にも本編では触れられている。塗炭の苦しい生活を直視し、成長していく主人公の姿を語る。2019.4.16

Posted by ブクログ