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親鸞「四つの謎」を解く 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/05/01 |
JAN | 9784101244150 |
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親鸞「四つの謎」を解く
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我が家は浄土真宗のようだが、そんなことを気にかけたことはない。なんまんだあ、なんまんだあ、と何度も繰り返すお寺さんの太く震えるような声を小さい頃から聞いていた覚えはある。それがどんな教えかは気にとめたこともない。それでも、いろいろな本を読む中で「歎異抄」は読んでみたいと思ったりは...
我が家は浄土真宗のようだが、そんなことを気にかけたことはない。なんまんだあ、なんまんだあ、と何度も繰り返すお寺さんの太く震えるような声を小さい頃から聞いていた覚えはある。それがどんな教えかは気にとめたこともない。それでも、いろいろな本を読む中で「歎異抄」は読んでみたいと思ったりはする。読めそうにはないけれど、中身は知りたい。もちろん本書は梅原先生が書いたものだから、文庫になったのを機に購入し読みました。やっぱりおもしろい。なぜ出家したのか。なぜ法然門下に入ったのか。なぜ妻帯したのか。悪の自覚はどこから来るのか。父親殺しが最も罪が深いようだが、その罪を犯したものをも救いたいのはなぜなのか。本書の初期段階で、私は、親鸞自身が父親殺しにかかわっていたのでは・・・などと不覚にも思ってしまいましたが、のちにそれはまったくの誤解であることが判明しました。こういう本を読んで、実際に登場したお寺を巡る旅に出る、などというのもまた楽しそうですね。
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