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夜の夢見の川 12の奇妙な物語 創元推理文庫

シオドアスタージョン, G.K.チェスタトン【ほか著】, 中村融【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2017/04/28
JAN 9784488555054

夜の夢見の川 12の奇妙な物語

¥935

商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2020/09/25

短編集。アンソロジー。 ホラーっぽい、奇妙な作品たち。 12作あって、面白くないと感じた作品は一つもなかったのは素晴らしい。 スタージョン「心臓」、チェスタトン「怒りの歩道ー悪夢」の2作が、短くても刺激的で好み。

Posted by ブクログ

2020/09/04

前回のアンソロジー『街角の書店』よりもホラー色が強い。 冒頭の「麻酔」が痛くて痛くて読むのがとても辛かった。 一番好きなのは「お待ち」。田舎怖いとかじゃなくて母がしんどい系のホラーだと思う。

Posted by ブクログ

2018/07/09

<奇妙な味>と呼ばれる不可思議な小説たち。 これはかの江戸川乱歩の造語だそうだ。 このなんとも言えぬ読後感のある12の小説。 ホラー、ミステリー、SF......。 その隙間を縫うようにある小説。 あなたのお好みの味は、どれ? 『麻酔』 歯医者での話だ。 とにかくぞっとする。 ...

<奇妙な味>と呼ばれる不可思議な小説たち。 これはかの江戸川乱歩の造語だそうだ。 このなんとも言えぬ読後感のある12の小説。 ホラー、ミステリー、SF......。 その隙間を縫うようにある小説。 あなたのお好みの味は、どれ? 『麻酔』 歯医者での話だ。 とにかくぞっとする。 昔は歯医者が嫌いだった。 あの音と言ったら! そのせいで乳歯がぐらついてなかなか取れないのに行きたがらず、結果として歯列がよくない。 その反省から子供には定期的に歯医者に行かせているというのに! ああ、この話のせいで私自身は、また行きたくなくなってきた! ぼんやりとしたその時から、覚醒していくに従って、見えてくる光景。 ああ、ああ、ああ! 『夜の夢見の川』 その女は護送車に乗っていた。 しかし彼女の乗った車は事故に遭った。 女は、牢獄になど戻るものかと逃げた。 逃げて、逃げて、その先。 ヴィクトリア朝様式の館。 これは夢なのか、幻なのか。 過去か、現在か、物語か、現実か。 絡め取られていく主人公と読者。 屋敷の中に、物語の中に、引き摺り込まれた先には、真実という名の「藪の中」があった。

Posted by ブクログ

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