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青年 改版 岩波文庫
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青年 改版 岩波文庫

森鴎外(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784003600269

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商品レビュー

2.3

4件のお客様レビュー

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2023/08/15

小説家を目指して上京したのに全然書こうともせずに、時間をたっぷり使って暮らしている。自分は何者にもなってはいないのに、他人をいろいろ評価し綺麗な女中と並の女中とか思う。青年期とはそういうものなのだろう。自分の内面をも冷静に観察できるのは作家を目指しているからなのか。それにしても必...

小説家を目指して上京したのに全然書こうともせずに、時間をたっぷり使って暮らしている。自分は何者にもなってはいないのに、他人をいろいろ評価し綺麗な女中と並の女中とか思う。青年期とはそういうものなのだろう。自分の内面をも冷静に観察できるのは作家を目指しているからなのか。それにしても必要以上にフランス語が入ってわたしは邪魔に思った。

Posted by ブクログ

2023/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初森鴎外。ほんとにフランス語多用するんだ〜(森茉莉さんから)と思った。それらの意味は全然わからなかったけど「アンチゲイシャイズム」だけ急に理解できて笑ってしまった。 純一とたくさんの女達。その誰とも全然親密にならない中で なんともいえないもやもや感や、こいつは俺のことどう思ってんだよ...みたいな距離感の表し方が分かりやすい

Posted by ブクログ

2020/07/28

山口から東京に出て2ヶ月間の青年の経験。漱石の「三四郎」を彷彿とさせる。見るものは目新しく、付き合う人からの刺激も新鮮である。異性としてみた女性感の変化の描写は近いものがある。しかし、「三四郎」もしかり、この作品ではなおのこと、横文字がこれでもかと巻き散らかしているのは何なのか。...

山口から東京に出て2ヶ月間の青年の経験。漱石の「三四郎」を彷彿とさせる。見るものは目新しく、付き合う人からの刺激も新鮮である。異性としてみた女性感の変化の描写は近いものがある。しかし、「三四郎」もしかり、この作品ではなおのこと、横文字がこれでもかと巻き散らかしているのは何なのか。当時の流行りか。今日にもまして、仏語や独語の単語を並べても理解できないであろうに。2020.7.28

Posted by ブクログ

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