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光の塔 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2017/04/10 |
JAN | 9784480434418 |
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光の塔
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかった。著者は20カ国語を操ったという怪人で、未来言語や宇宙言語(象形文字?)の考察が面白い。テレパシーや時間移動については、こういうムリなものをねじ込むとなかなかつらくなると思う。ただ、核兵器批判と、宇宙生活の部分にはリアリティがある。それから何と言うか、戦中の特攻とか切腹とか、こういうメンタリティーがしっかり話の要素になっているのも面白い。語り口がいいので、それだけでも文学として読めるのではないかと思う。主人公が50歳くらいで、妻との関係が冷え込み、いわゆる隠し子(本人にはそのつもりはない)がいたりして、人生に対して疲れた感じがあるが、続編の「我が月は緑」は「坊ちゃん」のような青春ものだと言う(あとがきより)
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ウェルズの宇宙戦争のようですが、登場人物も多くて活躍もします。後半はハードSFのような説明も入ってきたり。思ったよりレトロを感じることはありませんでした。
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読了。 日本SF黎明期、昭和30年代の作品。 古いなと思うネタが多いが(当然だ)、矢継ぎ早に様々なアイデアが出現してワクワクが止まらない。 若いころ、文体が受け付けられなくて読破できなかったことが悔やまれます。
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