- 中古
- 書籍
- 書籍
いちまいの羊歯 新鋭短歌
定価 ¥1,870
715円 定価より1,155円(61%)おトク
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784863852556 |
- 書籍
- 書籍
いちまいの羊歯
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
いちまいの羊歯
¥715
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
逆光の教室ファンタオレンジは指の跡から沸騰するの 俯いた靴下だけがのこされて月に降り立つようなつめたさ 選ばれた言葉はどれも綺麗だけれど、よくわからない。今ひとつ情景に結びつけられない。なぜだろう。上句と下句の乖離が広すぎるせいか、と思っていたのだけど、東直子さんの解説を読ん...
逆光の教室ファンタオレンジは指の跡から沸騰するの 俯いた靴下だけがのこされて月に降り立つようなつめたさ 選ばれた言葉はどれも綺麗だけれど、よくわからない。今ひとつ情景に結びつけられない。なぜだろう。上句と下句の乖離が広すぎるせいか、と思っていたのだけど、東直子さんの解説を読んで読み方がわかった。一首のなかでわざと乖離させているのではない。すべてファンタジーなのだ。なんだ。。しかし一読でその世界観を見通すのはむずかしい。せめて一首だけなら。 なお、読み進めるにつれて意味が通るというか、共感の要素を残したものが増えてくる。たとえば下の2つ。 ゆきですとつぶやくきみにすきだよとこたえるようにあおぐ、ゆきだよ。 今度はきっとしらすになってひとつずつきみに食まれてみたい浜辺で 最後のやつなんて直接的で幻想的且つ不気味。でも、これがいちばん好きかも。
Posted by