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暴力と社会秩序 制度の歴史学のために 叢書 制度を考える
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暴力と社会秩序 制度の歴史学のために 叢書 制度を考える

ダグラス・C.ノース(著者), ジョン・ジョセフ・ウォリス(著者), バリー・R.ワインガスト(著者), 杉之原真子(訳者)

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暴力と社会秩序 制度の歴史学のために 叢書 制度を考える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784757142329

暴力と社会秩序

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2022/03/30

欧米のように安定して発展を続ける国と不安定な国に分かれる要因を、アクセス開放型秩序とそうではない自然国家に分類して分析。前者は暴力が国家によって独占されるとともに政治システムの支配への競争参画が開放されている。暴力的な抑止から開放された経済活動は特定集団によるレントの独占を防止し...

欧米のように安定して発展を続ける国と不安定な国に分かれる要因を、アクセス開放型秩序とそうではない自然国家に分類して分析。前者は暴力が国家によって独占されるとともに政治システムの支配への競争参画が開放されている。暴力的な抑止から開放された経済活動は特定集団によるレントの独占を防止し、競争的な環境で利益が生産され続ける。一方の自然国家の支配関係は俗人的であり、レントは一部の支配集団に独占される。エリートは政治アクセスを制限するインセンティブを有し、潜在的な暴力の可能性が存在する。 過去、全ての国家は自然国家であったが、英、仏、米でアクセス開放型秩序への移行条件が揃った。 本書は、新制度派経済学の野心的な試みを示す書籍らしい。確かに政治と経済を一体に捉えようとする枠組みはとても興味深かった。一方で、アクセス開放型秩序礼賛とも取れる論調が続くので、概念そのものに何か穴があったり、永続的なパフォーマンスを保証するわけではなかったりしないのか気になった。

Posted by ブクログ

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