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稽古とプラリネ
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稽古とプラリネ

伊藤朱里(著者)

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稽古とプラリネ

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2017/03/25
JAN 9784480804686

稽古とプラリネ

¥220

商品レビュー

3.1

9件のお客様レビュー

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2023/02/09

交際10年の彼氏と29歳で別れて、フリーライターとしてお稽古を取材しながら一生懸命生きる南。 大学時代からの友達の愛莉と愚痴をこぼしあいながら、 なんとか食いついていく日々。 仕事に恋愛に友達に、悩みはつきないけれど 自分に嘘つかないで、まっすぐに生きていく様子。 流行りの...

交際10年の彼氏と29歳で別れて、フリーライターとしてお稽古を取材しながら一生懸命生きる南。 大学時代からの友達の愛莉と愚痴をこぼしあいながら、 なんとか食いついていく日々。 仕事に恋愛に友達に、悩みはつきないけれど 自分に嘘つかないで、まっすぐに生きていく様子。 流行りのキラキラしたカタカナがごちゃごちゃしてて読みづらくて、 29歳というこれからいろいろ考えちゃう難しい年齢を迎える女性の複雑な思考回路も同性としてわかる気持ちもありながらも わかっていながらもそれを読み続けるのがつらくて、 かつての貧しい家庭環境の友達と疎遠になっていくのも読むのも、つらくて でもまあ読めた。 つらいことばかり言って、ごめんなさい。

Posted by ブクログ

2022/09/22

初読みの作家さんなのだけど、タイトルと装丁の感じから、勝手にゆるい系の小説なのかと思いつつ読み始めた。 主人公の南景以子はファッション系のライターで、現在は習い事の体験記を書いている。 その習い事の描写と、女友達とのやり取りが中心の小説で、狭い世界のなかで巻き起こる女同士のあれこ...

初読みの作家さんなのだけど、タイトルと装丁の感じから、勝手にゆるい系の小説なのかと思いつつ読み始めた。 主人公の南景以子はファッション系のライターで、現在は習い事の体験記を書いている。 その習い事の描写と、女友達とのやり取りが中心の小説で、狭い世界のなかで巻き起こる女同士のあれこれが読んでいて息苦しくなる場面もけっこうあった。 ゆるい系だと勝手に思っていたのでびっくり。笑 学生時代の友人だった芹奈(当時いろいろとあった相手)が登場するラストあたりは非常に重苦しくて、こんな風に昔の友人に囚われたまま大人になった人もいるのだろうか…と考えた。女性ってその辺、わりとあっさり切り離してる人が多いイメージはあるけれど、こんな風に昔の友人やその相手との間に起きた出来事に執着し続ける人も、中にはいるのかもしれない。 「女の友情は紙より薄い」って言葉もあるけれど、その通りだなぁ…と感じた経験も、個人的にはあったりなかったり。 南と愛莉(おそらく親友と呼べる?)の関係も微妙でもやもやしたり、けど女同士ってこういう変な遠慮があるよね、と納得したり、読んでいて爽快な気分にはならないけれど解る面はたくさんある、そういう系統の小説だった。 南がたまに行く料理教室の講師であるまりちー(元ギャル)のキャラが救い。等身大で、いちばん自分らしく生きている。 ピラティス教室で起こった女同士のごたごたがいちばんざわっとした。どこに行ってもコミュニティが生まれる以上想定外のトラブルが起こったりする。あぁ嫌だ…と読みながら思った。

Posted by ブクログ

2022/04/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

南景以子、29歳、不器用。 女性のお稽古事を取材するフリーライター。 彼氏(交際10年)と別れたばかり。 迷える彼女にもたらされる、親友の突然の転機。 人生のヒントはお稽古事教室にある。 (アマゾンより引用) まりちーだっけ? お菓子教室の先生。 彼女が好きだったなぁ

Posted by ブクログ