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とんでろじいちゃん 子どもの文学 青い海シリーズ29
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とんでろじいちゃん 子どもの文学 青い海シリーズ29

山中恒(著者), そがまい

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とんでろじいちゃん 子どもの文学 青い海シリーズ29

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 童話館出版
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784887501553

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2018/03/01

小学生(3年生と思われるが明記していないみたい)の由太は、夏休みに父の実家で、ボケが疑われる祖父を見張るというアルバイトをすることになった。よその家の仏壇のお供え物を食べたり、知らない家のお葬式に乗り込んでラジオ体操をしたり、空を飛べると言ったりするらしいのだ。ところが迎えに来た...

小学生(3年生と思われるが明記していないみたい)の由太は、夏休みに父の実家で、ボケが疑われる祖父を見張るというアルバイトをすることになった。よその家の仏壇のお供え物を食べたり、知らない家のお葬式に乗り込んでラジオ体操をしたり、空を飛べると言ったりするらしいのだ。ところが迎えに来た祖母と話していた由太は、空を飛んでいる祖父を目撃してしまう。 しっかり者の祖父が、子ども時代の後悔をボケともとれる時空を超える力で解決していく過程を、少年の視点で描くファンタジー。 *******ここからはネタバレ******* 読み終わって、疑問符がいっぱいつく話でした。 どうして由太は、時空を超えても、その時の記憶を保ち続けられたんでしょうか? どうして祖父は、現在に戻るたびに過去の世界の記憶を失うんでしょうか? どうして過去の世界で多吉からもらった白玉団子を食べたら、現在の世界でよその家の仏壇のお供え物を食べたことになってしまったのでしょうか? ご本尊を壊してしまうとはトンデモ大変なことではありますが、その時にズル賢い多吉と取引して罪をかぶってもらったことが、死の妨げになるほど気がかりなことだったのでしょうか? 時空を超える不思議さと楽しさはありますが、祖父の死とその前の後悔を描くには正直消化不良の感があります。

Posted by ブクログ

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