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火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 祥伝社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2017/03/15 |
| JAN | 9784396342982 |

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商品レビュー
4.3
194件のお客様レビュー
物語の舞台は江戸。かつて「火喰鳥」と呼ばれた伝説の元火消・松永源吾。そんな源吾が、人手不足で「ぼろ鳶」と揶揄される崩壊寸前の新庄藩火消組を立て直すため、仲間を集めていくところから物語が始まります。火事の多い江戸の町で、人々の命や暮らしを守る「火消」たちの姿を描いた時代小説でした...
物語の舞台は江戸。かつて「火喰鳥」と呼ばれた伝説の元火消・松永源吾。そんな源吾が、人手不足で「ぼろ鳶」と揶揄される崩壊寸前の新庄藩火消組を立て直すため、仲間を集めていくところから物語が始まります。火事の多い江戸の町で、人々の命や暮らしを守る「火消」たちの姿を描いた時代小説でした。 「火消」と聞くと、町のヒーローのようなイメージ。でも、実際に描かれる火事はそんな甘いものではなく、炎の勢いや煙、朱土竜、崩れる建物…。読んでいるだけでも怖さが伝わってきて、こんなところに向かっていくのかと手に汗握る状況。 そんな中で主人公の松永源吾が率いる「ぼろ鳶組」のメンバーが、とにかくカッコいい。 怪我のせいで夢にもがく力士、恋のために身を滅ぼした軽業師、世を拗ねて引き籠る学者、父を拒み無気力な火消。それぞれの過去があって、物語があって、想いがある。やっぱり好きな作品には、好きなキャラがいますよね! そして、そんなメンバーをまとめていく源吾がこれまたカッコいい。 かつて「火喰鳥」と呼ばれた男だからこその火消としての力はもちろんだけど、それ以上に、人を見る目がすごい。最初から完璧な仲間を集めるのではなく、それぞれが抱えているものを見ながら、その人にしかできないことを見つけていく。 最初は「ぼろ鳶」と呼ばれていた寄せ集めのような集団が、少しずつ一つの組になっていく過程も良かった。このチーム感が最高。 そして、物語のもう一つの軸になるのが謎の放火魔「狐火」。 ただ火を消すだけではなく、「なぜ火をつけるのか」「誰が狐火なのか」という謎も絡んでくるので、火消の活躍とミステリーの両方を楽しめました。 個人的には、火事場の緊張感がかなり好きでした! 火の勢い、煙、朱土竜、崩れていく建物……読んでいるだけなのに「早く!」「間に合ってくれ!」と思ってしまう。火消ってめちゃめちゃカッコいいけど、やっぱり怖い仕事だなと改めて思う。 それでも、誰かを助けるために危険な場所へ向かっていく姿は、やっぱりカッコいい。(さっきからカッコイイしか言ってない笑) それぞれのキャラクターにまだまだ掘り下げられそうな部分があるので、これからどうなっていくのかが気になるところ。 今作だけでも十分楽しめたけれど、「このメンバーの続きをもっと読みたい」と思う作品でした! デビュー作でこの完成度なのか……。 そりゃ、次も読みたくなる。笑 今後の源吾と「ぼろ鳶組」の活躍が楽しみです
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最近時代小説を読みたい熱が高まってきたので、文章が圧倒的に読みやすかった今村さんのデビュー作から。『イクサガミ』もそうだったが、少年漫画のように魅力的なキャラが勢揃い。案の定アニメ化していた。私の推しは星十郎も捨て難いが彦弥かな。江戸時代中期の時代背景も火消の制度も、碌に知らな...
最近時代小説を読みたい熱が高まってきたので、文章が圧倒的に読みやすかった今村さんのデビュー作から。『イクサガミ』もそうだったが、少年漫画のように魅力的なキャラが勢揃い。案の定アニメ化していた。私の推しは星十郎も捨て難いが彦弥かな。江戸時代中期の時代背景も火消の制度も、碌に知らないまま読んでも十分楽しめる。狐火と呼ばれる放火犯を追うなど、ミステリー要素もあり読みやすい。読む前は火消が主人公か、と食指が動かなかったが、まったくもって格好良い漢気溢れる作品。 時代小説は、登場した歴史上の人物の人となりや生涯をもっと知りたくなったり、同時代を描いた他の小説も読んでみたくなったり、数珠つなぎで興味が湧いてくるのが楽しい。
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面白い。さすが今村翔吾。 人情話もたっぷり盛り込んであって、1人1人あり得ないほど個性的。 深雪がとても現代的でいい。この頃から、東京(江戸)は人口が密集していて、災害に弱いんですねー。
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