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雪見船 隅田川御用帳 十一 光文社時代小説文庫
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雪見船 隅田川御用帳 十一 光文社時代小説文庫

藤原緋沙子(著者)

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雪見船 隅田川御用帳 十一 光文社時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/03/09
JAN 9784334774455

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2017/12/04

平岩弓枝氏の 御宿かわせみシリーズに似ているのだが、、、、 駆け込み寺 御用宿「橘屋」へ持ち込まれる世間の難問を解いていく。 4話からなるのだが、、、 「冬の鶏」―― 若冲を思わせるような鶏の絵を書く三九郎の辛い思いが、やるせない。 「塩の花」――塩問屋の娘おいしの健気な気持ち...

平岩弓枝氏の 御宿かわせみシリーズに似ているのだが、、、、 駆け込み寺 御用宿「橘屋」へ持ち込まれる世間の難問を解いていく。 4話からなるのだが、、、 「冬の鶏」―― 若冲を思わせるような鶏の絵を書く三九郎の辛い思いが、やるせない。 「塩の花」――塩問屋の娘おいしの健気な気持ちと蓑吉のぐうたらな性格に少しイライラしながら、読んでいたのだが、2人の仲が戻って良かった。 「侘助」――監禁生活のようなおひさの身上。 死んだと思っていた父親の常吉にやっと会えたのに、、、そして、おひさが、離縁出来、自由になれたのに、、、、少し寂しすぎる結末である。 「雪見船」――記憶喪失になったおみのが、3年後 少しづつ記憶を取り戻していく 自分には、子供が居たのだと、、、気づくのだが、、、、 悲しい事に、元の自分の所に帰る場所が無かった。 思い出して、良かったのか?それとも今までのまま少しイライラしながらでも、平常の生活を送った方が幸せだったのか? 新聞でも、色んな悩みの相談コーナーが、あるのだが、、、、それに解答する先生の答えと同様に楽しんだ。

Posted by ブクログ

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