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紳士と猟犬 ハヤカワ・ミステリ文庫
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紳士と猟犬 ハヤカワ・ミステリ文庫

M.J.カーター(著者), 高山真由美(訳者)

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紳士と猟犬 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/03/10
JAN 9784151826016

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商品レビュー

3.2

8件のお客様レビュー

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2020/06/23

気楽に読み始めたが、なんとも長い。そして結構話が陰惨。インドには絶対行きたくないと再認識した話。あれだけ大騒ぎして、最後はなあなあで収まる、「国家の陰謀」的な話しかなあ。英国支配下のインドが舞台。東インド会社が大きな役割を果たしている。悪の権化のような会社だと再認識

Posted by ブクログ

2018/12/25

面白かった。ブレイクが初登場の奇人的な印象から、ハードボイルド・ヒーローに変わっていく冒険小説っプリを大いに堪能。

Posted by ブクログ

2018/11/20

舞台は1800年代のインド。さっぱり知識がありません。 東インド会社 アヘン戦争 インドからアヘンを輸出 当時のアヘンは違法薬物ではなく高級嗜好品の位置づけだった。 くらいをざっと予習して読み始めました。 主人公はなにも知らされず、状況がよくわからないまま混沌のインドをさまよう...

舞台は1800年代のインド。さっぱり知識がありません。 東インド会社 アヘン戦争 インドからアヘンを輸出 当時のアヘンは違法薬物ではなく高級嗜好品の位置づけだった。 くらいをざっと予習して読み始めました。 主人公はなにも知らされず、状況がよくわからないまま混沌のインドをさまようことになります。 相棒のはずのブレイクは状況を主人公に語らないし、現在どのような状況なのか、道中がどうなっていくのかさっぱりわからない描写になっています。 一人称視点なので読者はその混沌を主人公と共有しながらなんとか物語についていくことになります。 やがて真相が明らかになる終盤はベージを繰る手がとまらず一気読みします。 そして「え、あれは、あの人はどうだったっけ??」 ともう一度読み直すことになります。 わけがわからなった状況がそこでわかる構造になっていて、むしろ二度目の読書が本番かもしれません。 また、それが作者の意図ではないでしょうか。 つまりミステリの「カメラを止めるな」といえます。 二度読みすることで主人公エイヴリーとジェレマイア・ブレイクに愛着ができ、続編が読みたくなってしまいますが、現在のところその予定がなさそうのが辛いところです。 さらに調べるとスリーマン少佐、サグは実在であることがわかり驚きました。 ブレイクのサグの見解は70年代の学説が元になっているのですね。 また、インディ・ジョーンズ魔宮の伝説の悪役はサグだったのか〜という新たな発見もありました。 シャーロック・ホームズにもサグについて言及がありました。 いろいろ知らなかっことがつながって、そこも面白いところでした。

Posted by ブクログ

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