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一緒にいてもスマホ SNSとFTF
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784791769698 |
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一緒にいてもスマホ
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スマホによって、会話が阻害されている。というテーマで書かれている本。 会話は単に人との会話と言っても、自分自身で内省すること、家族や恋人という親密な関係での会話など、様々な場面になぞらえる。 そのなかで、いかにスマホがこれまでの会話スタイルを妨げていて、スマホと共存して会話力を育むためにどうすればいいのか、などが記載されている。 、、と、半分ほど読んだのだが、結局は 「あらゆる場面でスマホによる会話の機会が減っている。しかし会話は人とのつながり、察知能力など深い関係性を抱くために必要なものであるから、スマホを一旦置いて会話をしよう」 と、いうことを事例を列挙して語っているにすぎないと感じてしまった。 ので半分にて読了とする。
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今やすっかりリモートでZOOMな時代。だが、この本を読むと地味に苦痛でもある「生/ライブ」あるいは「フェイス・トゥ・フェイス」の会話がいかに生産的かが見えてくる。私たちが生身の自分を晒して、恥をかいてでも対話を重ねるのは共感を得られる契機があるから、想像力を育むことができるからだ...
今やすっかりリモートでZOOMな時代。だが、この本を読むと地味に苦痛でもある「生/ライブ」あるいは「フェイス・トゥ・フェイス」の会話がいかに生産的かが見えてくる。私たちが生身の自分を晒して、恥をかいてでも対話を重ねるのは共感を得られる契機があるから、想像力を育むことができるからだと本書では説かれる(皮肉なことに、同じ能力は「孤独な時」にも培われる)。だが、著者はいたずらにプリミティブ/粗野な「スマホ断ち」を強いるのではなく現実的な処方箋を描こうとしている。ゆえに侮れない本である。著者の真摯さを好ましく思う
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スマホに囚われてる日常、、、異常なのはわかってるけど、一体全体、何が起こっているんだろう…?という疑問に、"会話の欠如"という切り口で答えをだす一冊。 本著は、対面会話の欠如により失ったものについて警鐘を鳴らしつつ、それでも、会話は”取り戻せる”、まだ間に合...
スマホに囚われてる日常、、、異常なのはわかってるけど、一体全体、何が起こっているんだろう…?という疑問に、"会話の欠如"という切り口で答えをだす一冊。 本著は、対面会話の欠如により失ったものについて警鐘を鳴らしつつ、それでも、会話は”取り戻せる”、まだ間に合うと教えてくれます。 子どもも大人も対面会話が減り、暇さえあればスマホをチェック、メールやチャットをやりとりする、、、ありふれた光景ですが、これは”孤独”=内省、”友情”=共感、そして”社交”=指導という会話のもつ”三つの善”を断ち切る行為である、とコンピューターと心理学の関係を研究し続けてきた著者は指摘します。 スマホを手にし、会話を失ったことで、人間として本質的な事が変わってしまっているのです。 例えば孤独な時間、退屈することは敵ではなく、内面を見つめる自由な時間のはずなのに、オンラインにその”孤独の恩恵”を全て奪われている、といいます。 また、教師が直面している事実として、人の感情が想像できない子どもが多くいること、これはオンラインのコミュケーションでは、共感を学ぶことができないからだそうです。 さらに、幼い子どもたちは、自分ではなくスマホを見る親を見るたびに失望し信頼感と安心感を失っていく、など、様々なインタビューや研究の事例から、スマートフォンは行動ばかりか、人格まで変えるほど心理的影響力のあるデバイスであることを、本著の読者は認めざるをえないはずです。 ですが、著者の本旨は、この変質は不可逆ではないという点にあります。たった5日間のデバイスフリーキャンプで、子ども達は共感する能力を取り戻し始めるという研究結果もあるように、”ツールに頼らない”会話を意識的に取り戻すことで、多くの重要なことを経験することができると、著者は何度も主張しています。 静かな時間をつくる・会話のためのスペースをつくる、シングルタスクを実行してみる、難しい会話を避けないなど、本著の進める会話のある生活を、個人でも家族でも意識的に実践していきたい、と思いました。
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